
こんにちは。
夫婦で旅をしているもえです。
アフリカ周遊中、南アフリカ共和国からレンタカーでレソトという国を旅しました。
アフリカ旅の中でも、最も感動したと言えるほどの絶景が広がっていました。自然が好きな方や、ローカルな暮らしに興味がある方には、特におすすめの場所です。

しかし、レソトは旅先としてはあまり知られておらず、情報も多くありません。私たちも、旅の計画や情報収集には苦労しました。
そこで、この記事では、実際にレソトを旅してわかった情報や経験をお伝えします。「こんな情報が欲しかった」と思えるポイントをぎゅっとまとめているので、これから訪れる方の参考になれば嬉しいです。
この情報は、2026年2月時点のものです。
【2026年】レソト3日間ロードトリップ完全ガイド|国境・SIM・宿情報
レソト旅の日程表|レンタカー3日間
レソトは、以下の流れで旅をしました。
レンタカーを借りたのは丸3日間で、レソトには2泊しました。
- 1日目
- 9:00|車ピックアップ・出発
- Semonkong Lodge泊(レソト)
- 2日目
- レソト1日観光
- Semonkong Lodge泊(レソト)
- 3日目
- 午前中レソト観光・南アフリカへ戻る
- レディブランド泊(南アフリカ)
- 4日目
- 10:00|レンタカー返却
- 飛行機でヨハネスブルクへ
⬇︎実際の予約

次は、それぞれの項目について詳しく見ていきます。
1日目|レンタカー受取・入国
レンタカーピックアップ
まず最初に、レンタカーの受取です。
私たちはブルームフォンテーン空港のHertzで予約していたので、そこに向かいます。

ケープタウン空港から飛行機でブルームフォンテーン空港まで行きました。Fly SafairというLCCを利用しました。

約1時間で到着しました。

ブルームフォンテーンは小さな空港で、周囲は大自然が広がっていました。空港内にカフェがあったので、そこでピックアップ時間まで過ごしました。カフェでは無料Wi-Fiや充電器が使えました。
ネット環境があるうちに、レソトに入ってからのマップをダウンロードしておくと便利です。
9:30 レンタカーピックアップ

空港を出てすぐ、レンタカー会社が並ぶ建物があります。その中にHertzの支店も入っています。
受付では、免許証を見せたり、デポジットを払ったり、書類にサインしたりしました。心配していた国境通過証もきちんともらえたので安心です。
書いた内容
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- country dialing code:日本の場合81
その次は借りる車の確認です。最初に、すでにある傷や汚れのチェックをしました。かなり細かなものまでメモしていたので、ちょっとの傷も許されないとビビり始めました。

傷や汚れの箇所が記載された紙も一緒に受け取りましたが、とても見にくく分かりづらかったため、念のため車をあらゆる角度から写真に収めておきました。
この写真がのちに大活躍。写真や動画で最初の車の状態を記録しておくことをおすすめします。
レンタカーの予約や費用については、こちらの記事に詳しくまとめています。

10:20 出発
様々な手続きや説明、待ち時間などで、レンタカーの受取には45分ほどかかりました。
海外で車を運転するのは初めてだったのでとても緊張しましたが、ブルームフォンテーン空港からレソトへ向かう道はシンプルで、交通量も非常に少なく、安心して運転することができました。

標識に『時速200km』と書いてあったのには驚きました。

道中には綺麗なひまわり畑が広がっていました。(2月下旬)
2時間ほど、この広大な道路を走っていきます。
レソト入国手続き
最初にまとめると、それぞれの国境手続きには以下のような違いがありました。
南アフリカ出国:車から降りる
レソト入国:車に乗ったままでOK
12:30 国境到着
南アフリカとレソトの国境に到着しました。
ここで困ったのは、どうすればいいのか全くわからなかったことです。
スタッフらしき人はいなかったので、聞くこともできませんでした。車がズラリと停車してあり、Stopという表示があったので、とりあえず一時停止しました。
夫が一度降りて、国境職員らしき人に聞きに行ってくれました。

『早く通してあげるから』と、代行のような商売を持ちかけてくる人もいるので要注意です。むやみにパスポートなどを預けないように注意してください。

聞きに行った結果、辺りに停まっていた車はスルーして、もっと先(写真の緑のゾーン)まで進み、出国手続きをするとのことでした。一度車を停めて、パスポートコントロールに行きます。結構混んでいて30分ほどかかりましたが、難なく通過できました。
無事に手続きを終えたら、車に戻ってまた少し運転し、次はレソト側の手続きをします。
レソトの国境手続きは、車に乗ったままで大丈夫でした。レソトに滞在する日数、行く場所、南アフリカに戻る日など簡単な質問を受け、パスポートや許可証などの必要書類を見せました。
その後、また少し進んだら通行料を支払うゲートがありました。

普通車(外国人):100LSL(約995円)
ここからレソトの通貨になりましたが、カード払いでも大丈夫でした。
帰りは払わなくてもOK
通行料を支払い、無事にレソトに入国です。
レソトに入ったら、まずはパイオニア・モール(Pioneer Mall)に向かいました。首都マセルにはモールがいくつかありますが、ここは大通り沿いにあるので、立ち寄りやすく便利です。
13:30 モール到着
モールで、SIMカードや現金、食料の調達をしました。
SIMカード
まずはSIMカードです。

モール内にあるVodacomに行きました。

私たちは、3日間有効の3GBのプランにしました。
・SIMカード代:2.5LSL
・3GB代:80LSL
合計:82.5LSL(約822円)
※日数やGB数によって金額が変わります。

このような紙をもらい、それぞれの裏面を削って番号を入力すると、データをチャージできる仕組みです。これまで訪れたアフリカの国々とは少し違っていて戸惑いましたが、店員さんが丁寧に教えてくれました。
レソト国内ではLINEアプリが使えませんでした。
ATM
次は、ATMです。
南アフリカではすべてカードで支払いができましたが、レソトでは最低限の現金が必須です。
マセルにいるうちに引き落としたり、両替しておくとよいと思います。

モールの地下にATMがあり、500LSL(約5,000円)引き出しました。3日間の滞在でちょうど使い切るくらいでした。
チェーンのスーパー、Semonkong Lodgeではカード払いができました。

同じフロアには、南部アフリカでお馴染みハングリーライオンやKFCなどもありました。

最後に、スーパーでレソト滞在中の食料を購入しました。これから田舎で過ごすことになるので、3日間暮らしていけるだけのものを買いました。
- Semonkong Logdeでは毎日水がもらえる
- 滝観光のため、昼食用に持ち運びやすい食料を用意
- 冷蔵庫やケトルあり
- キッチンの設備はそこまで充実していない

Semonkong Lodgeに泊まる方は、ぜひ買い物の参考にしてください。
モールでこれらの用事を済ませていると、1時間半ほどかかってしまいました。
絶景ドライブ&ハプニング
15:00 モール出発
モールを出発し、レソト国内のドライブが始まりました。目指すは、宿泊先のSemonkong Lodgeです。
マセルを過ぎると、みるみる田舎になっていきます。そして、驚くほどの絶景が続くので運転も全く飽きません。

このような昔ながらの伝統的な家々が見えてきて、ローカルな雰囲気が好きな私たちは大興奮でした。

馬やロバに乗る人々、バソトハットをかぶった人、マントを身につけた人など、まるで物語の中に入り込んだかのような光景が広がっています。

途中は工事中の区間があり、ガタガタした道が続きました。飛び石やパンクが心配でしたが、ゆっくり走行すれば問題ありませんでした。

こんなフォトスポットもありました。田舎道は車通りが少ないため、路肩に車を停めてゆっくり景色を眺めることもできます。
道は思ったよりも舗装されていましたが、Semonkong Lodgeが近づいて、「あと少し」というところで一気に道が悪くなりました。
そして、Googleマップの案内に従って進んだところ、草むらのような場所に入ってしまい、雨季だったこともあってぬかるんでおり、身動きが取れなくなってしまいました。

終わった…と思いました。
草だらけの道なき道を進むわけにもいかないので、なんとかして引き返しました。
そして、しばらく舗装された道路を進んだら、ロッジの看板がありました。

Semonkong Lodgeが近づいてきたら、Googleマップの案内には従わず、上の看板が見えるまでそのまま道路を進んでください。
なんだ、こっちが正解か〜と安心していると、次なる試練が…。
ロッジまでの道に、どう頑張っても避けられない大きな水たまりが現れました。向かいから来たトラックが渡っていたのを見て、恐る恐る挑戦してみると…。
スタックしました。


終わった…と思いました。
なんとかしようとアクセルを踏むも、空回り。車体は見事にドロドロになりました。
すると、地域住民のおじさんや子どもたちが集まってきてくれました。そして、みんなで車を押して助けてくれたのです。無事に脱出できると、「こっちを通るといいよ。ついてきて。」と、水たまりの比較的浅い道へ案内してくれました。こうしたことは地元の人でないと分からないので、とても助かりました。
心の余裕もスマホの充電もなく、何一つ記録は残っていませんが、本当に怖い経験でした。一方で、レソトの人々の優しさに触れ、胸がいっぱいになる出来事でした。
唯一のホテル?|Semonkong Lodge
18:00 ロッジ到着
いろいろありがならも、無事に目的地であるロッジに到着しました。
滝を観光するには、このロッジに宿泊するのが定番のようです。


着いたらすぐに受付を済ませて、部屋に荷物を置きにいきました。予約はしていなかったのですが、大丈夫でした。
予約しようとHPから連絡しましたが、返事が返ってきませんでした。急ぎの際は、Instagramに連絡すると繋がりやすいようです。

個室もありますが、私たちはリーズナブルなドミトリーの部屋を選びました。
2泊13,340円(2人)
※1泊約3,300円/1人1ベッド
宿泊費はクレジットカード払いOKです。

あまり期待していなかったのですが、思っていた以上に清潔で過ごしやすく、個人的には十分満足できました。
2泊しましたが、その間ほかのゲストが来ることはありませんでした。(ドミトリーはもう一部屋あり、他のグループと部屋が重ならないように配慮してくれていたようです。)

バスルームも広々としており、清潔です。お湯もしっかり出るし、ドライヤーもありました。

共用キッチンもあり、自由に飲めるコーヒーや紅茶が用意されていました。コンロもありますが、しっかり料理をするというよりは、カップラーメンやスープなどお湯を使う簡単な食事や、フルーツを切る程度の簡易的な設備です。
もちろん、ロッジのレストランでご飯を食べることもできます。

セモンコンは標高が高いので、夜はとても寒いです。ヒートテックやライトダウンなどの防寒着を重宝しました。部屋には暖炉と薪があるので、暖を取ることもできます。
また、夜間〜早朝は計画停電で電気が使えなくなるので、ソーラーランタンも役立ちました。
翌日の観光に備えて、停電前にスマホやカメラ、モバイルバッテリーなどの充電を!

アフリカ旅の荷物は以下の記事で紹介しています!
2日目|レソト1日観光
2日目は1日観光日にして、レソトのメインであるマレツニャーネの滝(Maletsunyane Falls)へ行きました。
乗馬が人気の観光手段ですが、私たちは写真や動画撮影に集中したかったため、自分たちのペースで回れるハイキングを選びました。
この日のスケジュールやハイキングの様子についての詳細は、別記事で紹介します。
入場料
滝を見るためには、入場料がかかります。

私たちは裏道から行ったため、このような簡易的な窓口のようなものがありましたが、公道から行く場合はゲートがあります。

入場料は現地住民か外国人かによって違い、外国人の場合は、大人1人160LSL(約1,570円)でした。※現金のみ
マレツニャーネの滝、どこから見るか?
マレツニャーネの滝を見るために多くの人が目指すのが、Maletsunyane Information Centreです。

マップ通りに公道を進んでいくとここに辿り着くことができます。

展望台があり、開けたスペースから滝の全貌を見ることができます。

私たちは、展望台とは別の場所からも滝を見ました。
こちらの方が滝との距離が近く、より迫力を感じられました。ハイキングの場合は自分たちの行きたい場所へ自由に行けるため、自由に散策を楽しみたい方にはハイキングがおすすめです。
絶品ホテルディナー
滝へのハイキングを楽しんだ後は、少し部屋で休み、夕食はホテルのレストランでいただきました。

広々としていながら隠れ家のようで、温かい雰囲気のお店です。

メニューは毎日変わるようで、スターター、メイン、デザートの中から好きなものを選ぶことができます。


それぞれメインから一つ選びました。
どちらの料理も本格的で、とても美味しかったです。一品2,000円ほどとバックパッカーにはやや高めですが、素敵なレストランで味わう絶品料理も旅の思い出の一つになるので、ロッジに泊まる方はぜひ利用してみてください。
3日目|午前はレソト、午後は南アフリカ
3日目は、午前中にロッジ周辺を散策し、その後マセルを通って南アフリカへ戻る流れです。
レソト観光
ロッジは自然豊かでローカルなエリアにあるため、周辺でただぼーっとしているだけでも、行き交う人々の様子や暮らしの一部が垣間見えて、とても面白いです。




11:00 ロッジ出発
ロッジを出発し、マセルへ向かいます。途中で綺麗な景色を見つけると車を停め、写真を撮ったりしながらゆっくりと戻りました。
14:30 マセル到着
マセル市内では、寄りたいところが2箇所ありました。
一つ目は、市場のローカル食堂です。知人の旅人に教えてもらったところで、街の中心部にあります。混むので運転は少し注意が必要です。

近くにあったアワー・レディー・オブ・ビクトリー大聖堂の敷地が駐車場として使えたので、そこに停車しました。駐車料金は、1時間以内であれば5LSL(約50円)でした。時間によって料金は変わります。

少し歩いて市場に入り、お目当ての食堂に到着です。
場所はこの辺りです。
この中の食堂にはいくつかのブース(小さな屋台のようなもの)がありますが、どの店も同じような料理を出していました。
愛想よく「おいで〜」と言ってくれたマダムについていき、レソトのローカル料理である「パパ」を注文しました。

主食であるパパ(とうもろこし粉の練り物)の上に、色とりどりのおかずが盛られていて、美しくボリュームのある一皿です。
そして、これが驚くほど美味しかったです。おかずはどれも絶品で、日本の味に近いと感じるものもありました。アフリカ旅ではいつもローカルフードを食べていますが、その中でも一番美味しかったと言える一品でした。
一皿60LSL(約590円)です。お肉は、チキンかビーフ選べるようです。とても多かったので、2人でシェアしてちょうどでした。
お土産屋さん
もう一つ行きたかった場所は、Basotho Hatというクラフトショップです。

レソトで定番のお土産屋さんになっています。

店内は整っており、観光客向けです。

お土産にバソトハットもゲットできます。(嵩張るけど)

私たちは、すごくバソトハットが気に入ったので、ミニバソトハットを買うことにしました。手のひらサイズのかわいらしい大きさで、これなら嵩張りません。
今は、バックパックにつけています。

バソトハットをかぶった人形や、

可愛いニットのバッグもありました。

お店を出てから気づいたのですが、向かい側の道路では、きっともっと安い値段でバソトハット(ミニサイズのものも含めて)が売られていました。
レソト出国
マセル観光もできたので、国境へと向かいました。
16:30 国境通過
レンタカーを返すのは翌日です。この日は、南アフリカの中でもレソト寄りのレディブランド(Ladybrand)という都市に1泊し、翌朝ブルームフォンテーン空港で車を返却します。
以下のポイントを考慮して、レディブランドに決めました。国境からは車で20〜30分ほどです。
・翌朝返却なので、念のためレソトは出国しておきたい
・走行距離(疲労度)的にレソトに近い場所がいい
・治安が比較的良いところがいい
レディブランドに滞在
レディブランドでは、Sandstone Escape Guesthouseに泊まりました。
安全性を重視して、鍵付きゲートがあるところを選びました。

個室で、家具や小物も可愛くてテンションが上がりました。冷蔵庫や電子レンジも付いていました。

バスルームも広々としていてバスタブ付きです。もちろんお湯も出て、ドライヤーもありました。

ケトル、食器やグラス、インスタントコーヒーやティーなどもありました。
一晩だけではもったいないと感じるほど、素敵なゲストハウスでした。
返却前に洗車したかったのですが、到着が夕方だったため、レディブランドには洗車できる場所がありませんでした。
レソト国内(マセル)には洗車場がたくさんあります。パイオニアモールにもありました。
4日目|レンタカー返却
レディブランドから空港までは、車で約1時間半の距離です。10時に返却予定なので、余裕を持って宿を出発しました。
7:00 ゲストハウス出発
土曜でしたが、道路は混み合うことなくスムーズに進むことができました。
ガソリン給油
8:30 ガソリンスタンド
レンタカーはガソリン満タンにして返します。

通り道かつできるだけ空港に近いガソリンスタンド、TotalEnergies Mandela Viewで給油をしました。

店員さんが給油してくれるタイプで、窓清掃もしてくれました。

メーターは7割ほど減っており、ガソリン満タンにするのに24.48リットル給油し、503ランド(約4,850円)でした。
レンタカー返却
9:00 空港到着
返却の約1時間前に到着しました。
鍵を返し、車のチェックを受けました。最初のチェックが厳しかったので、何か言われるかビクビクしていましたが、思っていたよりもゆるくてすぐに終わりました。

支払い時に払ったデポジットは、1〜2週間後に支払ったカードを通して返金されるということでした。(デポジットについて、詳しくは以下の記事に記載しています。)
さいごに
以上、レソトロードトリップの全体の流れをご紹介しました。
準備や計画の大変さはありますが、豊かな自然と人の温かさに触れられる、心に残る旅となりました。アフリカを旅する人に、全力でおすすめしたいスポットです。
この情報が、みなさまの旅の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございます^^






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