
こんにちは。
夫婦で旅をしているもえです。
ポーランドで最初に訪れたのは、クラクフでした。
絶対に行きたい場所があったからです。

それは、負の遺産である「アウシュヴィッツ(アウシュビッツ)強制収容所」。小学生の頃から、いつか必ず訪れたいと思っていた場所の一つでした。
でも、
自由気ままに旅をしている私たちは、クラクフに着いてから情報を調べ始め、衝撃の事実を知ります。
もう予約で埋まっている
公式サイトでは予約枠が満席で、「ここまで来たのに行けないかも…」と不安になりました。そこで、一か八か、当日入場に懸けて行ってみることにしました。(2025年8月)
2026年3月から、入場券はオンラインサイトでのみ購入可能となりました。当日、窓口では買えないため注意してください。
この記事では、アウシュヴィッツ強制収容所(アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館)について、公共交通機関で行く方法やツアーの流れなどをご紹介します。
【2026年3月〜】アウシュヴィッツ当日券廃止|公共交通機関での行き方・見学ツアーの流れ
基本情報
【必須】チケット予約はオンラインで
2026年3月から、入場券はオンラインサイトでのみ購入可能となりました。当日、窓口では買えないため注意してください。
間近だとチケットが買えないことがあるので、予定が決まり次第購入するのが安心です。
1日の流れ
まず最初に、1日の流れは以下の通りです。
クラクフ中央駅からアウシュヴィッツ行きの直行バスが出ていると知り、公共交通機関で行くことにしました。
- クラクフ中央駅
- バスターミナルへ
- アウシュヴィッツ行きのバスに乗車
- 約1時間半
- 1人22PLN
- アウシュビッツ強制収容所
- 1人130PLN
- 見学ツアー
- 約3時間半
- クラクフ行きのバスに乗車
- 約1時間半
- 1人22PLN
- クラクフ中央駅到着
早朝に行動を開始し、16〜17時ごろにはホテルに戻ることができました。
全体の費用
次に、アウシュヴィッツを訪れるのにかかった費用です。
ツアーに比べると、自力で行く方が節約できます。
行きのアクセス方法
私たちは、滞在していたホテルから公共交通機関を使ってアウシュヴィッツの博物館まで行きました。
クラクフ中央駅(Krakow Central Bus Station)へ
6:10 駅到着
クラクフ中央駅(Krakow Central Bus Station)から、アウシュビッツまでの直行バスが出ています。

クラクフ駅の始発バスに乗りたかったので、朝早くから行動を開始しました。
バスターミナルの場所は、クラクフ中央駅の東側です。

西側から行く場合は、駅直結のモールの中を通って行くことができます。駅に入ってしまえば、表示がたくさんあるのでわかりやすいです。
バスチケット購入

このような赤いチケットオフィスがあります。ここでバスチケットを買うことができます。(運転手さんから直接購入も可)
チケットオフィスの方は英語が通じましたが、以下の点だけ少し注意です。
「アウシュビッツ」はドイツ語なので、ポーランド語の「オシフィエンチム」と言った方がスムーズ!

始発は6:40だったので、15分前にはバスに来てねと言われました。

「アウシュヴィッツ博物館行き」と書かれているバスがありました。

駅周辺でパンやコーヒーを買うことができます。
6:40 バス出発

さすがヨーロッパ。車内はとても綺麗で快適でした。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館
8:10 アウシュビッツ到着
約1時間半後、アウシュヴィッツに到着しました。

入口のすぐ近くまで行ってくれたので、あまり歩かずに済みました。
チケット購入
到着したら、チケットオフィスに直行です。
2026年3月から、入場券はオンラインサイトでのみ購入可能となりました。当日、窓口では買えないため注意してください。
バスから見ていて、乗客が「オ〜ノ〜」「オーマイゴッド」と声を漏らすくらい混んでいました。

すぐに列に並びました。
9:10 チケット購入
チケットを買うのに1時間ほどかかってしまいました。
ですが、無事に購入できてよかったです。

10時から始まる英語ツアーを購入しました。
1人130PLN(約5,250円)
ツアーの15分前から入場可能でした。係員による厳しいチェックがあるので、それ以前に入ることはできません。

入場できるまで、入口前の広場で多くの人が待っていました。
入場
9:45 入場
15分前になったので入場できました。

ツアーにはガイドさんが付きます。大勢で回るので、離れていてもガイドさんの声が聞けるよう、ヘッドフォンを付けます。

10時になり、ツアーが始まりました。
見学ツアー
ツアーは、前半と後半の2部構成で、同じガイドさんが説明してくれました。
グループツアーなので、ガイドさん1人と20〜30人でぞろぞろと移動していくイメージです。
10:00 前半スタート

最初は、レンガ造りの建物が並ぶ、最初に作られた収容所の見学でした。

28棟の建物があり、その中のいくつかを順番に見学します。
次々と進むので、ゆっくり見たり写真を撮ったりする時間はあまりありません。迷子にならないように気をつけていました。

当時の写真も展示されていました。
この地に到着したらまず、働ける人と働けない人に分類されたそうです。そして、働けないと分類された80%の人々は、ガス室へ連れて行かれました。

ガス缶です。大量のガスが使用されました。
ぎゅうぎゅうに人を入れた部屋の中にガスを噴射し、約25分間閉じ込めました。そして、静かになったら扉を開けました。

ガス室の壁です。もがき苦しんだ人々の引っ掻き傷が、生々しく残っています。

火葬路です。ここで、亡くなった人々の遺体を燃やしていたそうです。

犠牲者のカバンです。ここで始まる新しい暮らしに希望を抱き、持ってきていたそうです。
その他の所持品、髪の毛なども展示されていました。
撮影禁止の場所もありました。

逃亡防止のために設置されていた、高圧電流が流れたフェンスです。
肉体的にはもちろんのこと、精神的な苦しさもあり、多くの人々がこれを触ることによって自ら命を手放す道を選んだそうです。

犠牲者の顔写真や情報などがズラリと並んでいます。一人一人の顔、ここへ来た日、亡くなった日をじっくり見て、胸が痛くなりました。

ここにいた人々は、どんなことを考えて、どんな気持ちで過ごしていたのでしょう。
きっと、今の私たちには想像もできないような絶望があったのだと思います。
12:00 後半スタート
次は、後半です。

少し休憩時間があって、その後バスに乗って次の場所に向かいました。

「死へと続く道」
よくテレビで見る、あの場所です。

「今よりもっといい場所へ行ける」
そう思い込まされて、窓のない貨物列車にぎゅうぎゅうに乗せられ、ここへ連れて来られたそうです。

労働していた人々が暮らしていたスペースです。

一段に5人が寝ていたそうです。冬は厳しい寒さのポーランド。凍死してしまった人も多かったようです。

トイレ。人権なんて何もない世界です。
レストラン
13:30 ツアー終了
約3時間半ほどでツアーが終わりました。

施設内にはレストランも併設されているので、ここで昼食をとったり休憩したりすることができます。

食堂のようになっています。全体的にお高めです。

飲み物も高いです。

外に出ると、朝よりもっと多くの人が並んでいました。
2026年3月から、入場券はオンラインサイトでのみ購入可能となりました。当日、窓口では買えないため注意してください。
帰りのアクセス方法
帰りも、行きと同じようにバスでクラクフ中央駅まで戻ることができます。
13:45 帰りのバス出発

博物館の敷地内にバス停があり、そこに時刻表もあります。

ちょうどいいタイミングでバスが来てラッキーでした。
タイミングが合わないと1時間程待つこともあるので、バスで行く場合は、帰りのバスの時間も確認した上でツアーの時間を決めることをおすすめします。

行きと同じようにクレジットカードで支払いし、バスに乗り込みました。
15:20 クラクフ中央駅到着
約1時間半後、クラクフ中央駅に到着しました。
さいごに
以上、ポーランドのアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館についてご紹介しました。
悲惨な歴史を今に伝える場所であり、気持ちが重くなることもありますが、一度は訪れる価値のある場所だと感じました。
▼この動画が事前学習に役立ちました
クラクフの次は、小人のいる街ヴロツワフに行きました。





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