
こんにちは。
夫婦で旅をしているもえです。
ジンバブエでは、世界遺産のマトボ国立公園に行きました。

1日目は、公園内のホテル「Matobo Hills Lodge」に宿泊し、奇岩と絶景を満喫しました。
マトボには、たくさんの魅力があります。壁に残された岩絵、セシル・ローズのお墓、そして、なんといってもサイのトラッキング。歩いてサイを探すという、ちょっと珍しいアクティビティもあるのです。
動物やサファリが大好きな私たちは、「サイを間近で見てみたい!」と、このアクティビティに参加することにしました。
今回は、ホテル主催のツアーに参加して、マトボの魅力をたっぷり堪能してきました。
この記事では、Matobo Hills Lodgeの半日ツアーの様子を、実際の体験をもとにご紹介します。
【ジンバブエ旅行】マトボ国立公園でサイを探す!岩絵&セシル・ローズの墓を巡る半日ツアー
サイを見る!半日ツアーに参加
マトボ国立公園内のツアーは、各ホテルやツアー会社が提供しています。
私たちは、その中でも特に評判の良かったMatobo Hills Lodgeのツアーに参加することにしました。このホテルに宿泊していたので、移動の手間もなく、とても楽でした。
ツアーの内容と費用
ツアーは半日で、午前か午後か選べました。
サイを見るには午前の方がいいということで、午前にしました。
午前の場合|8:00〜12:00
※大体です
- サイのトラッキング
- 壁絵
- セシル・ローズのお墓
ツアーの料金は、1人90USDでした。
支払いはチェックアウト時に
カード利用可能
ツアーの内容については、前日に、ホテルのスタッフでもあるガイドさんが「どこに行きたい?」と聞いてくれました。半日ツアーの場合は2つのアクティビティor行き先だと思っていたのですが、サイ・壁絵・お墓の3つとも行ってもらえることになりました。

このようなサファリカーに乗って出発します!
この日のこの時間は私たちだけだったので、プライベートツアーになりました。

お水ももらえます。お昼には、ちょっとした軽食ボックスとジュースがもらえました。

まずはエントランスで手続きを済ませ、いよいよ出発です。
手続きはすべてガイドさんが進めてくれるので、私たちは待っているだけでOKでした。
サイのトラッキング
まず最初は、サイのトラッキングからです。
サイの習性や生態などを教えてもらしました。マトボ国立公園にはクロサイとシロサイが暮らしていますが、見られるのはシロサイだそうです。
シロサイとクロサイの違いなど、サイの情報については、ある程度予習してから望みました。ツアーの楽しさが倍増します!


サイの糞。おっきい!

しばらくするとサファリカーを降り、レンジャーについて草むらをかき分けながら進んでいきます。思っていた以上に草木が生い茂った場所を進むので、探検気分でした。長袖・長ズボンは必須です。

水が溜まってぬかるんでいるところもありました。
「うわ、これは足首までドロドロになるやつ…」と覚悟しましたが、レンジャーが藁の束を運んできて橋のようにしてくれたので、ズボンも靴も汚れることなく渡ることができました。

よりによって、私は真っ白なズボンを履いていました(^^;)
またしばらく進むと・・・

サイがいました!よく見ると、親子で2匹います。
実際、私たちはサイがすぐ近くにいることに全く気づかず、レンジャーに教えてもらって、初めてその存在に気づいたほどです。
サイは草むらに身を隠していて、物音もほとんどしなかったので、全然わかりませんでした。
それなのに、まさかこんなに近くにいるなんて。近さは5〜6mほどだったと思います。あまりの近さに驚き、夫と顔を見合わせたことをはっきり覚えています。

しばらくその場で静かにサイを観察していました。
そのうち、同じタイミングで来ていた老夫婦はサファリカーへ戻っていきましたが、ここで動物好きの夫がレンジャーに一言。
夫:「もっと近くに行ってもいいですか?」
レンジャー:「OK」
夫、ナイス!!!!
ということで、レンジャーを先頭に、一列になってさらに近づいていきました。
先ほどよりもかなり近くで見ることができました。そして、レンジャーがサイにむかって「カモーン、カモーン」と言うと、サイはこちらを向いて、本当に近づいてきました。その距離は、わずか2〜3mほどです。

ただならぬスリルでした。予想以上に近づいてきたため、私は少し怖くなりましたが、もうレンジャーを信じて祈るしかありません。
実際の動画はInstagramのリールに上げているので、よかったら見てみてください↓
レンジャーの指示に従い、ゆっくり、ゆっくりと後ずさりしながら、サイたちから離れていきました。
何事もなく、全員無事に戻ることができて本当によかったです。ちなみに、このアクティビティではこれまで一度も事故が起きたことがないそうです。
サイを至近距離で見ることができたことはもちろん、野生のサイを自分の足で探し、すぐそばで観察するという体験そのものに、とても感動しました。
レンジャーにチップを支払いました。
- シロサイの妊娠期間は16ヶ月間
- 赤ちゃんは生まれたとき40〜50kg
- 生後10〜20分で歩き出す
- 最初は皮膚が柔らかい
- 子どもの捕食者はライオンとレオパード
- 大人になったら、捕食者は人間だけ
サイは、高価で取引されるツノを目当てにした密猟が後を絶ちません。そのため、マトボ国立公園では、サイを守るための密猟対策に力を入れています。
24時間体制でレンジャーが見回りを行っているそうです。実際に、巡回しているレンジャーにも出会いました。
今回、間近でサイを見られたことだけでなく、こうしたレンジャーたちの活動を実際に目にしたことで、野生動物を守ることの大切さについても考えさせられました。
洞窟の絵
マトボの丘には、数千年前にサン人が定住し、彼らはこの地に数百点に及ぶ岩絵を描きました。

現在でも、マトボにはこうした岩絵が数多く残されており、実際に見ることができます。
マトボ国立公園が「世界文化遺産」に登録されているのは、こうした歴史的・文化的な背景に加え、長い年月にわたって自然と人々の暮らしが密接に結びついてきたからです。

古いもので、13,000年前に描かれたものもあるそうです。こんなにくっきると残っているのはすごいですね。
ちなみに、岩絵に使われている赤や黄色などの色は、動物の血や臓器周辺の体液(ガイドさんは「ジュース」と表現していました)、ダチョウの卵などを使って作られていたそうです。
何千年も前の人々が、身近にあるものを使ってこれほど鮮やかな色を生み出していたことにも驚きました。
雨が降っても岩絵が消えないのは、絵の具が岩の表面に乗っているだけではなく、岩の中に染み込んでいるからだそうです。

「もっと上に行ける?」と聞かれたので、「もちろん」と。違う岩絵スポットにもつれていってもらいました。

ここでも絶景を眺めることができました。
サファリカーに戻ったら、冷たいジュースと軽食ボックスをもらいました。朝食で満腹だったので、ジュースだけもらい、軽食はロッジに着いてからいただきました。
セシル・ローズのお墓
続いて、最後に行ったのが「アフリカのナポレオン」とも呼ばれるセシル・ローズのお墓です。
19世紀のイギリスの実業家・政治家。
南アフリカでダイヤモンド事業によって莫大な富を築き、イギリスのアフリカ植民地拡大を強く推進した人物として知られている。
現在のジンバブエの植民地化にも大きく関わり、かつての国名の「ローデシア(Rhodesia)」も彼の名前に由来する。
ここは入場窓口がありますが、入場料はツアー料金に含まれているため、支払いは必要ありませんでした。
お墓は、丘を少し登ったところにあります。

大きな岩がゴロゴロ。これだけで圧巻の景色です。

丘のてっぺんにある、岩に囲まれた場所にお墓がありました。ここに、セシル・ローズが眠っているそうです。
訪れる人も少なく、とても静かでした。

私の3倍ほどありそうな巨岩。

お墓の周辺は何もないので、360度景気を見渡すことができます。
北にザンビア、東にモザンビーク、南に南アフリカ共和国、西にボツワナと、4つの国に囲まれているジンバブエ。
この場所に立っていると、ここはアフリカ大陸で、周辺の国々とつながっているのだということを強く感じることができました。

ツアーの最後は、ロッジに戻るか、公園のゲートに戻るかを選ぶことができました。
私たちは、帰りのドライバーに「ロッジまで迎えに来てほしい」と事前に連絡していたため、そのままロッジまで戻りました。
ただ、公園の入口ゲートでドライバーと合流すれば、ドライバーや車両の入場料を支払わずに済むため、少し節約になると思います。
▼ブラワヨ↔マトボ国立公園のアクセス方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
さいごに
以上、マトボ国立公園の半日ツアーの様子をご紹介しました。
1人90USDと、決して安くはないツアーですが、ここでしかできない特別な体験ができたので、私たちにとっては十分にその価値があったと感じています。
ジンバブエを訪れるなら、ヴィクトリアフォールズだけでなく、ぜひマトボ国立公園にも足を運んでみてください。
ヴィクトリアフォールズとはまた違った、奇岩の壮大な景色と、ここでしかできない貴重な体験が待っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました^^

マトボ国立公園の次に訪れたのは、こちらも世界遺産の「グレート・ジンバブエ遺跡」です。
次の記事では、そんなグレート・ジンバブエ遺跡観光の様子をご紹介します。




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