旅人や、海外で異文化体験したい人に人気のワークアウェイ。
私たちは今回が初めてでしたが、「受け入れてくれるならどこでもいい」というスタンスではなく、できるだけ思い出に残る素敵な体験になるよう、行き先を慎重に選びました。
その結果、スウェーデンでとても素敵なホストに出会うことができ、ワークアウェイ体験は最高の思い出になりました。

この記事では、私たちが実践したワークアウェイでのホストの探し方を紹介します。サイトの画面を使って具体的に説明するので、ぜひ参考にしてください。

募集を探すだけなら、サイトに登録しなくても見ることができます。私たちは、メッセージを送りたいホストを決めてから登録しました。
▼私たちの紹介リンク
登録される際は、以下の紹介リンクから登録すると利用できる期間が1ヶ月延長になります♪
STEP1|国を選ぶ
私たちは北欧でワークアウェイをやりたかったので、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーをそれぞれ調べました。
まず最初に、行き先(国)を決めると探しやすいです。私たちのように「北欧ならどこでもいい」など地域だけ決めている場合は、該当する国の募集を全て見る必要があるため少し手間がかかります。
次は、できるだけ早く簡単に、自分にぴったりのホストを見つけるための、フィルターのかけ方について紹介します。
STEP2|フィルター検索
国だけを指定して検索すると、膨大な数の募集が表示されてしまい、なかなか決められません。そこで、フィルター検索を使って自分の条件に合った募集に絞り込むことができます。

フィルターボタンを押すと、このような5つの項目が出てきます。

それぞれどのようにチェックを入れたかを、項目ごとに確認していきます。
①ホスト情報(Host type)
まず最初に、希望するホストのジャンルを選びます。

ファミリー、学校、NGO、ホステルなど様々です。複数選択可能です。

私たちは、自然の中ホームステイのような感じでゆっくり過ごしたかったので、FamilyとFarmstayを選びました。
②宿泊施設(Accommodation info)
次に、宿泊施設についてです。

- 泊まる(参加する)人数
- どれでも
- 1人
- 2人
- それ以上
- ホストに受け入れてほしいこと
- ホストファミリーになってほしい
- ペットと一緒
- キャンピングカー
- デジタルノマド
- ホストについて
- 滞在先はインターネットが使えるか
- 喫煙するか
- ペットがいるか
- 料金を請求しないか
私たちは、このように選択しました。

最後の項目は、語学学習には興味があったので一応選択していました。

③空き状況(Availability)
次に、滞在したい日程と期間についてです。

①何月から何月まで滞在したいか、②何日間/何週間滞在したいかを選択します。

【選択できる期間】
- 最低限なし
- 1週間以内
- 少なくとも1週間
- 少なくとも2週間
- 少なくとも3種間
- 少なくとも1ヶ月
- 1ヶ月以上
3週間以上(at least 3 weeks)など、長期間の方が募集数も多いです。
私たちは旅の途中に利用したかったので、長すぎない2〜3週間で探していました。結局3週間滞在しましたが、ホストと関係性を築くことができたので、長めにしてよかったと思っています。

この時点では大体の期間を伝えるだけなので、何日から何日までという具体的な日程は、ホストとのメッセージのやり取りの中で決めます。
④ペット(Animals/pets)
次に、ホストが飼っているペットについてです。
ホストが飼っている動物の有無や種類を選択して、ペットのいるホストを絞り込むことができます。

【選択できるペット】
- 犬
- ねこ
- 鳥
- 馬
- ペットなし
- 爬虫類
- その他
- 鶏・アヒルなど
- 家畜
特定の動物と関わりたい、世話をしたいという場合は便利ですね。

いつか、馬の世話をしてみたい…!
⑤その他(More)
最後に、その他の情報についてです。
仕事内容
ここでは、希望する仕事内容を選択します。その他ですが、とても重要な項目です。

様々な仕事内容があります。Show allを押すと、以下のようにもっとたくさん出てきます。

【選択できる仕事内容】
- チャリティーワーク
- アートプロジェクト
- 言語習得に関する活動
- エコプロジェクト
- 高齢者のサポート
- 教育
- ガーデニング
- DIY
- 動物の世話
- 農作業
- 子どもの世話
- 料理
- 家事全般
- 観光
- 修理や整備
- コンピューター関連
- ハウスシッティング
いろいろあって迷いますよね。この中から、やってみたいことや自分のスキルを活かせることを選択します。(複数選択可)
私たちは、以下の項目を選択して探しました。

自然と関われそうなもの、重労働ではなさそうなものを選びました。
ホストの評価
ホストの評価スコアも選ぶことができます。

私たちは、85%以上に絞って探しました。
STEP3|ホスト情報をチェック
フィルター検索である程度絞った後は、ホストの情報や募集内容を入念にチェックしました。
フィルター検索機能は完璧ではないので、十分に絞りきれていないことがありました。そのため、募集内容を見て「ここがいい!」と思っても、時期が合わなかったり場所が遠すぎたりして見送ることがありました。
たくさんの募集を1件1件確認するのはかなり時間がかかるので、いかに効率よく自分の希望に合うホストを見つけるかを重要視していました。
そのため、確認する順番を気をつけました。
次は、いいと思った募集を絞るために確認したこととその順番を紹介します。
①空き状況
まず確認したのは、空き状況です。
ここはフィルターでも絞れますが、上手く絞れないことが多かったです。まず最初にここを見て、自分の希望する期間が受け入れ可能かどうかを確認しました。

緑:受け入れ可能
黄:受け入れ可能の場合もあり(要相談)
赤:受け入れ不可


②地域/場所
空き状況をクリアしたら、次はホストの住む場所がどこかを確認しました。
詳しい住所はマッチングしてからでないと公開されませんが、州や市などの情報は公開されています。
首都がいい人、田舎がいい人、海の近くがいい人など、人によって希望は様々ですが、場所を考慮した上で選ぶのがいいと思います。
例えば、私たちは北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー)で探していました。仕事内容的に希望に合うものはいくつかありましたが、離島だったり、スウェーデンやノルウェーの北部だったりして、アクセス困難な場所も多くありました。
そこで、このように選ぶポイントを定めました。
- 首都からアクセスはよいか
- 週末に首都観光をしたかったため
- 首都から遠いと交通費が高いため
北欧は交通費が高いため、できるだけ首都から近いところがいいと考えました。また、北部と南部では気候が大きく異なるため、その点も考慮しました。
③レビュー
初めてだったこともあり、レビューが複数あって高評価のホストを選ぶようにしました。
④内容を細かく確認
空き状況と場所の条件が合えば、次はホストが出している募集内容を細かくチェックしました。見落としや捉え間違いがないように、Google翻訳で全文翻訳し、以下のことを確認しました。
❶求められていることができるか
自分ができないことや難しいことがないか、また、大変すぎないかも確認しました。
❷どんな家で暮らすか
ホストと一緒に暮らすのか、一軒家やプレハブが与えられるのか、他のボランティアがいるかをはじめ、洗濯機、キッチン、バスルームなどの情報を確認しました。
私たちが選んだホストは、ホストとは別の一軒家(トイレ、洗濯機つき)に滞在することができ、快適でした。
❸食事は提供してもらえるか
ワークアウェイは“宿と食事が提供される”との情報がありますが、色々調べてみた印象としては、食事に関してはホストによって様々です。
- 1日3食提供
- 1日1食だけ提供
- キッチンは使えるけど食材調達は各自で
このように、必ずしも1日3食提供されるわけではありません。
私たちは、1日3食提供してくれるホストを選びました。そのため食費はかかりませんでした。料理は仕事内容の一部だったので、こちらで作ることが多かったです。ベジタリアン夫婦でしたが、全然苦ではありませんでした。
ここまで確認して、改めてレビューを全て読みました。
STEP4|ホストにメッセージを送る
いいなと思ったホストが見つかったら、サイトに登録してメッセージを送りました。メッセージを送る前に、先述の条件を確認し、希望するホストを3件まで厳選しました。
何日前にメッセージを送った?
ワークアウェイを始めたいと思っていたのは8月末〜で、メッセージを送ったのは7月末です。
約1ヶ月前にはホストにメッセージを送信
何件送って何件返事が来た?
3件メッセージを送って、3件全て返事がありました。返事はその日中に返ってきたこともあれば、1週間くらいかかったこともありました。
ホストのページでは最新の返信日や返信率がわかるので、ここを参考にしてもいいですね。

何回目でマッチングできた?
マッチングしたのは3件中1件です。
その1件のホストにお世話になることを決め、日程調整など詳細を相談し、話を詰めていきました。
他2件のホストとマッチングできなかった理由は以下の通りです。
- 希望した時期はボランティアを必要としていない
- 希望した時期は満員である
サイト上、空き状況が「募集」の状態になっていても、メッセージを送ってみると「不要」「満員」と言われるケースもあるようです。
私たちのレビューがまだ0件だったこと、英語が上級ではないことも理由にあるのかな?と考えました。
気をつけたこと
メッセージを送るには、以下のことを記載するようにしました。
- 自己紹介
- 名前、年齢、国籍、英語レベルなど
- 自分たちが何をしている人なのか
- 滞在期間
- 具体的に
- 滞在可能な期間は全て記載
- なぜそのホストを選んだのか
- どんなところに魅力を感じたのか
- 何をしたいのか
- ホストの力になれること
- ホストの要望に対して役に立てること
- 自分たちのアピールポイント
また、複数のホストにメッセージを送る場合、コピペではなく、それぞれの募集内容に合わせて内容を考えました。
さいごに
以上、ワークアウェイで素敵なホストを見つける方法についてご紹介しました。
みなさんのワークアウェイ体験が、素晴らしい思い出になることを願っています。
私たちも今後また利用する予定なので、体験次第、その都度レポートをお届けしていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました^^
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