世界を旅する人や海外旅行が好きな人にとって、「いかに出費を抑えるか」は重要なポイントですよね。ある宿で旅人と話していたとき、私たちがこのあとヨーロッパへ行くことを話すと、こう教えてくれました。

ヨーロッパに行くなら、ワークアウェイがおすすめですよ!
ワークアウェイについて詳しく知らなかった私たちは、調べてみることに。そして、スウェーデンで一度利用してみました。物価の高い北欧で大幅に出費を抑えられた上、その経験自体がとても素晴らしいものになりました。
今回は、自分たちの経験を踏まえてワークアウェイについて説明します。

発音的に「ワーカウェイ」と呼ぶ人も多いですが、日本では「ワークアウェイ」という表記が広く使われているため、この記事では「ワークアウェイ」と表記します。
ワークアウェイとは?
ワークアウェイ(Workaway)とは、旅人が宿泊先のホストに対してボランティア労働を提供する代わりに、宿泊と食事を無料で提供してもらえるマッチングプラットフォームです。
旅人は、旅費を抑えながら現地の生活を体験できます。一方、ホストは無償で労働力を得ることができます。つまり、両者にとってWin-Winの関係が成立するというわけです。
▼workaway公式HP

※後半に、お得に登録できる紹介リンクを載せています。
私たちのような長期旅をしているバックパッカーに人気のサービスですが、留学やワーホリ、友達との旅行や家族旅行で利用することも可能です。
年齢制限はある?
ワークアウェイの年齢制限は、一つだけです。
18歳以上であれば参加可能
※保護者同伴であれば参加できる場合もある
31歳以上の人も利用できるので、ワーホリを諦めている人にもおすすめのサービスです。
「行ってみたい」という気持ちさえあれば、年齢に関係なく参加できるのがワークアウェイの特徴です。
費用はいくら?
次に、気になる費用についてです。
“滞在費が無料”のワークアウェイですが、サイトの登録料が必要です。
- 食費に関してはホストによって様々
- 現地までの交通費、保険代は自己負担
サイトの登録料
いずれかのプランに入ると、1年間ワークアウェイのシステムを使用することができます。
標準会員の全機能に加え、プレミアム検索とアラート機能が追加され、プロフィールをパーソナライズしたビデオレビューも受けられるプラン。
私たちは夫婦で利用するので、ペアプランにしました。(特に必要性を感じなかったのでプラスにはしていません)
2人で69ドル(約10,485円)なので、1人約5,243円です。
1人5,000円ちょっとで1年間利用できて、その期間の滞在費がかからないので、かなりお得だと思います。
登録する前にチェック!お友達紹介特典
ワークアウェイには、友達紹介制度があります。
紹介リンクから登録すると、登録期間が1ヶ月延長されます。つまり、登録してから1年1ヶ月間利用できるようになります。(紹介した方は3ヶ月間延長)
下のリンクから登録すると、この紹介特典が自動で適用されます。利用期間が増えるので、長くワークアウェイを楽しみたい方にはぜひ活用してください♪
どんな仕事がある?
ワークアウェイでは、世界中で幅広い種類の仕事を経験することができます。
- チャリティーワーク
- アートプロジェクト
- 語学学習
- エコプロジェクト
- 教育
- ガーデニング
- DIY
- 動物の世話
- 農作業
- ベビーシッター
- 家事全般
- 観光
- コンピューター関係
多くの仕事は特別な資格や高度なスキルは不要なので、未経験でも参加可能です。
私たちは、自然豊かなところでゆっくり生活したかったので、「ガーデニング」「動物の世話」「家事全般」などから探しました。


実際の体験談については、別記事にまとめ中です。
英語力は必要?
英語力も気になるポイントだと思います。
英語力は必須ではありませんが、最低限の英語で指示を理解しコミュニケーションが取れる能力はあると便利です。
仕事内容の指示や会話は基本的に英語なので、それらを理解できる、質問ができるとスムーズです。一番大事なのは、自分の語学レベルを正直に申告することだと思います。
プロフィールには、自分の語学レベル(以下3択)を設定する欄があります。
- Fluent(上級)
- Intermediate(中級)←私たちはこれ
- Beginner(初級)
私たちは、「旅行なら特に困ることはないけど、ペラペラではない」という基準で中級にしています。
中には「英語を流暢に話せる人のみ」と条件を定めているホストもいれば、英語が話せなくても構わないから手伝ってくれる人を求めるホストもいます。語学レベルは正直に申告しておくことで、ホストとの認識のずれを防げると思います。
メリットとデメリット
それでは、最後にワークアウェイのメリットとデメリットを紹介します。
- 旅の費用を節約できる
- 異文化体験ができる
- 語学力が鍛えられる
- 世界中に友達ができる
- 新しい経験ができる
- 報酬がない
- ホストに気を遣うことがある
- 自分の時間を持てないことがある
- 生活環境が悪いこともある
- マッチングが難しいことがある
私たちは異文化体験が好きなので、すごくいい経験だったと思っていますし、またやりたいと考えています。ただ、人によっては「時間を有効に使えていない」と感じる場合もあるようです。

さいごに
ワークアウェイを利用することで、ただの旅行では味わえない現地の人々との交流や、その土地の文化に深く触れることができます。
宿泊費や食費の節約だけでなく、旅を通じて新しい経験や価値観を得ることができるこのスタイルは大変おすすめです。
ぜひ、ワークアウェイで「暮らすように旅する」体験をしてみてください。
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