この情報は、2025年4月10日〜4月19日までタシケントで滞在したときのものです。
カノット・シャークを利用して、仁川空港からタシケント空港に到着しました。

カノット・シャークに関する記事はこちら^^
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いよいよ入国です。
タシケント空港は思っていたよりこぢんまりしていて、空港に入ったらすぐに入国審査。
それほど混んでいなかったし、ビザは不要。記入すべきカードもないので、あっという間に入国完了でした。
入国審査のゲートを通ったらすぐに受託荷物受取レーン、両替所、SIMカードがあり、その全てが見渡せるくらいあっさりしていました。
今回の記事では、入国後に気になる諸々や交通情報について、私たちの実体験をお伝えします!
両替
ウズベキスタンの通貨はso’m(ソム)です。
何かと現金が必要になる場面も多いと思ったので(予約した宿代は現地払い)、私たちはとりあえず200ドルを換金しました。
日本円も換金できましたが、ドルよりもレートが悪かったようです。
SIMカード
SIMカードは『Beeline(ビーライン)』というキャリアショップが有名みたいです。
私たちもここで買おうと思ったのですが、「あれ?繋がる…!?」という現象に。
2人とも楽天モバイルユーザーだったので、勝手に繋がっていました。
2025年2月から、楽天モバイルの海外ローミングが対応可能に!
知りませんでした。楽天モバイルユーザーには嬉しいニュースですね。
これのおかげで2GBまでは使用することができるので、とりあえずは楽天の2GBで過ごそうということになり、SIMカードは買いませんでした。
【ウズベキスタン9日目のデータ状況】
ヤンデックスのアプリやLINE、テレグラムは遠慮なく使っていました。
YouTubeやInstagramなど、容量が大きいものはホテルやカフェなどWi-Fi環境で見るようにしていました。

9日目で残り0.2GBなので、結構もった方だと思います。
SIMカードを買った場合、『個体登録』が必要…?
これは、私たちも経験していないのでわからないのですが、ウズベキスタンのSIMカードで初めてスマホを使ってから30日以内に『スマホの個体登録』というのをしないと、次入国したときにSIMカードを買っても使えなくなるようです。
詳細は、他サイトで調べてみてください。
必須アプリ
ここでは、ウズベキスタンで重宝したアプリを紹介します。
毎日のように使っていたので、みなさんにもおすすめします。
【Yandex Maps & Navigator(ヤンデックスマップ&ナビゲーター)】

ウズベキスタン(中央アジア)での地図アプリです。
中央アジアでは、Googleマップよりもこのヤンデックスアプリの方が使われているようで、使い勝手も情報量もGoogleマップに勝ります。

このように、目的地を入力したら、いろんな種類のアクセス方法と所要時間が出てきます。
↑赤丸の部分(左から)
- 車
- バスや地下鉄
- タクシー
- 徒歩
バスや地下鉄を選んだ場合も、何番のバスに乗ればいいのか、なんという駅まで行けばいいのか、何駅で着くのかなど、詳しく教えてくれます。

それに加えて、なんと、リアルタイムで交通機関の情報を確認することができます。
だから、「もうすぐ○番のバスが来るな〜」なんてことが、一目でわかるのです。
ヤンデックス、すごい!!
日本語は使えません。英語もしくは現地語のみ。
【Yandex Go(ヤンデックスゴー)】

こちらは配車アプリです。
使い方は、grabタクシーやUberタクシーとほぼ同じです。
ヤンデックスマップと連携しているので、アクセス方法を調べてタクシーで行きたければ、すぐに配車することができます。
リクエストしてから3〜5分ほどで来ますし、正しい場所へ連れて行ってくれるので大変スムーズです。金額はアプリで表示されるので、ぼったくりもありません。

安心・安全のアプリです!

私たちが乗ったタクシーは一度追突事故を起こしたので、『安全』とは言えないかもしれません^^;

ウズベキスタンでは車の運転が荒いので、十分気をつけてくださいね。
カードを登録すると便利ですが、私たちはもしものときのトラブルを避けるため、現金で支払っていました。
【Google 翻訳(Google Translate)】

ウズベキスタンは、基本ウズベク語かロシア語です。
ホテル(安宿含め)の受付や地下鉄、レストランでは英語を話せる人がいるので、旅する上で特に問題はありませんでしたが、バザールの店員さん、バスの運転手さん、ローカルのお店の店員さんなどは英語NGです。
そのようなときに、Google翻訳を使ってこちらの伝えたいことを伝えていました。
また、レストランではロシア語(ウズベク語)のメニューしかない店も多かったです。そのようなときには、カメラ入力がとても便利でした。

これでメニューを写すと、ロシア語のメニューも日本語に変えてくれるので助かりました!
有用アプリ
【Uzrailway tickets(ウズレイル・チケット)】

タシケント→サマルカンドなど、長距離鉄道(寝台列車)を予約する場合に使います。
1ヶ月半前から予約できるようになるようです。
人気で完売することもあるので、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。
【Telegram(テレグラム)】

LINE、WhatsAppに近いメッセージアプリです。
ウズベキスタンの人はこのアプリを使っているようで、もし現地の人と連絡を取るなら、これに登録するのが良さそうです。
空港から街への行き方
空港から予約していたTopchanという宿までは、車で15分ほどでした。
早速、ダウンロードしておいたヤンデックスアプリでタクシーを呼びました。
アプリを見ると、どこで待てばいいかも分かるので安心でした。
13,000スム=約145円
激安ですね。本当にありがたいです。
空港を出口付近にいるタクシーには要注意
ヤンデックスのピックアップ場所まで向かう間、タクシー運転手がついてきて交渉を始めました。
「10!」と言ったので、10,000スムかと思いきや、「スム?」と聞くと「ドル」と言ったので、単位も聞くようにお気をつけください。(※10ドル=約1423円)←ぼったくり!!
おすすめ交通手段
ヤンデックスのタクシーは安くて便利なのですが、地下鉄とバスはそれ以上に安いです。
少しでも節約したい方は、地下鉄とバスを駆使して移動するのがおすすめです。
【地下鉄】
クレジットカード:1回一律1,700スム(=約18円)
現金:1回一律3,000スム(=約32円)
地下鉄はとってもお得で、どこへ行くにも何駅乗っても一律1,700スムです。

最初は駅の窓口で現金でチケットを買っていましたが、手持ちのクレジットカードも使えることに気づき、そこからはカードを使っていました。
Suicaのように、改札でカードをピッとかざすだけなので、とても簡単でスムーズです。

それに、タシケントの地下鉄はその美しさでも有名で、地下鉄の駅巡りが観光になってしまうほどです。

いろんな駅を巡ってみるのもおすすめです。(私たちは、気になった駅では降りて写真を撮っていました。)
【バス】
地下鉄、バス:1回一律1,700スム(=約18円)
(※クレジットカードタッチ払い)
バスも、地下鉄同様どこまで乗っても一律1,700スムです。
現金不可で、カードのみ対応です。
でも、こちらも手持ちのクレジットカードが使えるので、とても便利でした。
乗るときでも降りるときでもいいので、1人1回ピッとかざします。

気候(4月)
- 予想していたより暑く、半袖やノースリーブでもOKな日が多かったです。
- 暑くて日差しが強いですが、カラッとしていてあまり不快ではありません。
- 曇りや雨の日(小雨)もありました。毎日晴れというわけではないようです。
- 寒い日もあり、ヒートテックやライトダウンを着たこともありました。
- 日本の冬ぐらい乾燥していて、体がカサカサになりました。
治安
- 治安はすごくいいと感じました。夜も外を歩けます。女性の一人旅でも大丈夫そうです。
- 人々は、シャイですが優しい人が多い印象。
- 日本人と言うと喜ばれることが多かったです。
- 写真や動画の撮影をダメと言われたことはありませんでした。
- 腕を引っ張られません。
- Give me moneyと言われません。
- ニーハオニーハオも言われません。
- 交通事故が多いので、それだけ注意!(車が歩行者に突っ込んでくることもあるそう…)
最後の方は、アフリカと比べてになってしましましたが、危険に感じたことや不快に思ったことなどはありませんでした。
言語
- ホテルや観光地は英語OKでした。
- 市場やバスなど、ローカルな場面では英語が通じません。
- ロシア語とウズベク語は全くできませんが、困りはしませんでした。(もちろん話せた方がいい)
- ロシア語のメニューは、先述したGoogle翻訳で解決◎
滞在登録証
ウズベキスタンでは、宿泊地で必ず滞在登録をしなければならないそうです。
ただし、自分で何かをするわけではなく、ホテルやゲストハウスに泊まる場合は自動的にやってもらえます。
そして、その際、承認QRコード付きの『滞在登録証』をもらい、出国まで所持しておくことが推奨されています。
私たちはタシケントで3種類のホステルに泊まりましたが、どこも自分から言い出さないともらえませんでした。言ったら出してもらえたので、念のためもらっておくと安心です。
英語では、
registration(レジストレーション)
と言えば通じました。

今は緩和されており、出国の際に滞在登録証の提示を求められることは少ないそうですが、もし求められたときに持っていなければ、賄賂を求められることもあるようなので、滞在した宿では全てもらっておくと安心です。
初めての中央アジア、ウズベキスタンでしたが、アプリも公共交通機関もしっかりしていて、とても観光しやすい国でした。
これから行かれるみなさんも、ウズベキスタン旅行を楽しんでください\( ˆoˆ )/
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