「美食大国」と呼ばれるジョージア。
ハチャプリ、ヒンカリ、オジャフリ…、旅を始めたときから、食べてみたいジョージア料理がたくさんありました。
ジョージアの首都トビリシには多くの飲食店があります。ただ、観光客も多いので、観光地価格であったり中にはぼったくりのお店も…。
この記事では、節約派の私たちが実際に行ったおすすめレストランやカフェを紹介します。
お店探しって、意外と時間がかかる…
私たちの旅スタイルは基本自炊ですが、トビリシには2週間ほど滞在したこともあり、何度か外食したりカフェに行ったりしました。
レストランやカフェ選びに失敗したくない私たちは、事前に下調べをしてどこのお店に行くか決めてから実際に出向くことが多いです。
ただ、それって結構時間がかかります。
マップで現在地から近いところを探して、メニューを見て、値段を見て、口コミをみて…
意外と骨の折れる作業です。せっかくの旅行なんだから、調べ物じゃなくてもっと他のことに時間を使いたいですよね。
間違いないお店を手っ取り早く知りたい!
そんな方のために、私たちが行った中でもよかったお店をまとめました。
トビリシに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1ラリ=52.7円(2025年6月)
◾️レストラン
まずはレストランです。
トビリシ市内はメトロ移動が便利なので、最寄りのメトロ駅ごとにまとめます。
最寄り駅:Marjanishvili
Mafshalia
ここは、安くて美味しいと有名な、節約旅人にとっては救世主のようなお店です。

ジョージア国内では価格設定が頻繁に変わるようですが、メニューはこちら。(2025年6月時点)

ここのハチャプリがとっても美味しかったです。
11ラリ(約579円)
しかも安い!
注文が入ってから焼いてくれるシステムなので、「15分くらいかかるけどいいか」と聞かれました。時間はかかりますが、焼きたてのアツアツハチャプリが食べられます。(ただし、1人で食べ切るには重いかも…)
食べ切れなかった場合は持ち帰りも可能!

こちらもハチャプリです。
メニューでいうと左側の下から4つ目、Khachapuri Imereliというものです。
12ラリ(約632円)
こちらはよくおばちゃんたちの出店で売っているようなチーズパンという感じでした。
個人的には、最初に紹介したハチャプリの方がおすすめです。

とうもろこしを使ったパン。薄味のポテトパンのようでした。スナック感覚で食べられますが、油っぽいです。
3.5ラリ(約184円)

こちらはジョージアで有名な、くるみのペーストを茄子で巻いた前菜です。
7ラリ(約368円)
茄子がとろっとろで美味しかったです。くるみペーストの味は少し濃いめ。

こちらも有名なジョージア料理の一つ、牛肉とくるみペーストのシチュー。
10ラリ(約527円)
こちらも少し味が濃いめですが、風味はよく美味しかったです。
このお店はくるみペーストの味が濃いので、くるみを使ったメニューは濃い味だという印象でした。
支払いは現金のみ
Sorte
こちらはファラフェルのお店です。Marjanishvili駅のすぐ近くにあります。
ジョージア料理ではありませんが、安くて美味しかったのでファラフェルが好きな人にはおすすめです。
ファラフェルラップ:6ラリ(約316円)
注文時に「ファラフェル」と言うとファラフェル入りのラップになるので、ファラフェル単品で食べたい場合は「ファラフェルボール」と伝えてください。
最寄り駅:Samgori
Samgori駅はシグナギというワイン発祥の街へ行くためのバスターミナルがある駅です。
Nikala’s yard
地元の人が集うローカルなレストランで、メニューも豊富です。
私たちは食べていませんが、日本で人気の「シュクメルリ」もありました。

ヒンカリは一皿5個から。
5個で⒏5ラリ(約447円)
お肉やチーズなど、様々な味から選べました。(※それぞれの種類5個〜注文可能)
具沢山でとっても美味しかったです。パクチーありとなしが選べるので、パクチーが苦手な人も安心です。

続いてオジャフリです。
15ラリ(約790円)

オジャフリは、豚肉とじゃがいもを使ったジャーマンポテトのような料理です。
にんにくの風味が効いていて、ジューシーな豚肉とほくほくのじゃがいもの相性が抜群でした。ガッツリ食べたいときにおすすめです。
2人でシェアしてもかなりお腹いっぱいになりました。味は美味しいですが結構油っぽいいので、3人でシェアするくらいでもいいと思いました。

この2品にパンをつけて、サービス料の10%込みで28.06ラリ(約1,478円)
意外と外食費が高いジョージアでは、なかなかお手頃です。
フードメニュー
Googleマップにもメニューが乗っていますが、数年前のものとは値段が全然違うので、2025年6月時点のメニューを載せておきます。




ドリンクメニュー



サービス料10%、クレジットカード可
口コミで「クレジットカードの使用手数料がかかる」というものがありましたが、かかりませんでした。
最寄り駅:Avlabari
Avlabari駅は、旧市街やトビリシで人気の観光地へ行くための最寄駅です。
Guli
ここは、人気観光地の一つである温泉施設すぐ近くのレストランです。

ジョージア料理が食べられるレストランです。


スープとヒンカリで29ラリ(約1,528円)
観光地なので値段は少しお高めですが、インテリアがお洒落で居心地がとてもよかったです。

テーブルは綺麗にセットされ、

壁には無数のワインボトルが。
お洒落な店内でゆっくりジョージア料理を味わうのもいいですね。
◾️カフェ
続いて、カフェを紹介します。
最寄り駅:Marjanishvili
Entrée
ここは、Marjanishvili駅すぐ近くのカフェです。
どうしてもチーズケーキが食べたかったので、チーズケーキがあるお店を探して見つけました。
実は、Googleマップを見ると口コミ評価が悪いもの(店員さんの態度など)が目立ちます。そのため行くかどうか迷ったのですが、「口コミ検証」という意味も込めて行ってみることに。

コーヒーの値段は他のカフェとそこまで変わりません。
フードメニューがすごく充実していました。

パンもあるし

サンドイッチもあるし

スイーツもあります。

アメリカーノ、カフェラテ、チーズケーキを注文しました。

チーズケーキ:12ラリ(約632円)
チーズケーキの値段は日本と比べてもお高めでしたが、かなり美味しかったです。
バスクチーズケーキのようなとろとろ食感で、濃厚なめらか。まさに求めていたチーズケーキです。お高めですがサイズも大きいので、満足でした。
ところで、肝心の口コミ検証についてです。
店員さんは確かに愛想がいいわけではありません。でも、異国ではそれって結構普通です。もちろん接客はいいに越したことはありませんが、別に不快になるわけでもありませんでした。
Wi-Fiは使えたし、メニューは豊富だし、チーズケーキは美味しかったし、私的にはいい印象でした。口コミが悪いからどうしよう…と迷っている方は、ぜひ行って確かめてみてください。
Coffee Lair
写真はありませんが、このカフェも内装が可愛くておすすめです。

店名不明
店名がジョージア語しか書いていなかったのでマップで見つけることはできなかったのですが、ここは珍しくふらっと入ったカフェです。

お洒落な外観。

アメリカーノを注文しました。

スイーツの種類が多い上に、他のカフェに比べて安めです。地元の人が大量にケーキをテイクアウトしているのをよく見ました。
最寄り駅:Liberty Square
Liberty Square駅周辺には、特におしゃれなカフェがたくさんある印象でした。
Kvarts coffee
Googleマップで見つけて気になっていたのがここです。


なんと、コーヒーを注文するとカップに似顔絵を描いてくれるのです。
似顔絵を描いてもらうための追加料金などはありません。コーヒー自体もアメリカーノMサイズで9ラリ(約474円)なので、他のカフェと同等の値段です。(最安値で約370円。)

大人気なので、待ち時間があるのを前提に行くのがいいと思います。
私たちは11時ごろ行って1時間ほど待ちました。席数は多くありませんが、店内には座席があるので座って待つことができます。Wi-Fiも使えます。

順番が来たら名前を呼ばれ、似顔絵を描いてもらいます。5分くらいでささっと描いてくれました。最後に好きな色を聞かれ、背景をその色で塗ってくれました。
また、ジョージア語で名前も書いてくれました。

実際にコーヒーを飲むカップとは別のカップに似顔絵を描いてもらうこともできるので、お土産にもなります。
▼詳しいカフェの様子はこちら

さいごに
いかがでしたか?
トビリシには数えきれないくらいたくさんのお店があるので、どこに行こうか迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね。
ジョージアの美味しい料理とおしゃれなカフェを楽しんでください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^
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