
こんにちは。
夫婦で旅をしているもえです。
ウガンダからルワンダへは、長距離夜行バスで移動しました。この移動手段は、カンパラからキガリへ行く多くの人が利用すると思います。
この記事では、利用したバス会社、チケットの買い方、所要時間、国境での流れ、ルワンダに入ってからの両替・SIMカードなど、気になるあれこれを詳しく説明します。
私たちは、用意していた東アフリカeTAでルワンダに入国することができませんでした。東アフリカ(ケニア・ウガンダ・ルワンダ)を周る予定の方は、ご注意ください。
この記事の情報は、2025年12月4日時点のものです。
【2025年12月】ウガンダ(カンパラ)からルワンダ(キガリ)へ、長距離夜行バスで国境越え
バス移動の概要
まず最初に、今回のカンパラからキガリの移動に関する概要です。
| バス会社 | Jaguar Bus |
| 料金 | 1人80,000USh(約3,500円) |
| 通過する陸路国境 | Katuna国境(ウガンダ) Gatuna国境(ルワンダ) |
| 所要時間 | 合計約11時間半 ・カンパラから国境まで約8時間 ・国境手続き約1時間〜1時間半 ・国境からキガリまで約2時間 ※ウガンダ→キガリは時差-1h |
| トイレ休憩 | 1回(出発後5時間) |
| 入国に必要なもの | ・アライバルビザ ・ホテルの予約証明/知人の連絡先 ※東アフリカeTA無効(ステッカー可) |
チケット予約
チケットは窓口で購入します。当日も購入可能ですが、確実に希望日に乗りたかったので、前日に購入しました。
Jaguar Bus
チケットを買うために、チケット窓口兼乗り場である、Jaguar Bus Terminal | Jagaur Executive Caochesに向かいました。

時間・料金
敷地内に入るとすぐに、チケットの値段が書かれていました。キガリ行きは一人80,000UShです。

- 時間:朝か夜(20:00)か
- 朝の時間は聞き忘れました
- 日によっては他の選択肢があるかも
- 料金:80,000Ush(約3,500円)
- 現金払いのみ

座席を選択し、支払いを済ませたら領収書をもらいました。これが当日の乗車時に必要になるので、大事に保管しておきます。
移動当日の流れ
乗車当日です。20:00発の便でしたが、暗くなるまでに移動したかったので、早めにバスターミナル周辺に行って時間を潰しました。

バスターミナルのすぐ隣に、ウガンダの人気チェーンカフェcafe Javasがあります。値段は少しお高めですが、綺麗でトイレもWi-Fi(2階の方が速い)も使えるので、バスを待つにはぴったりの場所です。

バスターミナルにも一応待合スペースがありますが、座席は限られていますし暗いです。
乗車前にやるべきこと
出発1時間前になると、バスに乗ることができます。予約時にもらった領収書を見せてバスに乗ろうとすると、「これじゃダメだ。」と言われました。チケット窓口に行って、引き換えてもらう必要があるそうです。

無事に乗車チケットをゲットし、再びバスへ。

バスは夜になるとギラギラ系に変身します。
車内の様子
19:00 乗車開始
バスの中に入って、あまりの綺麗さにびっくりしました。茶色い皮のシートにフローリングの床。新しい車体のようで、テンションが上がりました。


座席指定していた席を探します。

足元も広々としていて、バックパックを置いてもこんなにスペースがあります。水や軽食などの支給はありません。
注意点
今回のバス移動で、3つの注意点があります。
- 早めの乗車が吉
- 砂と揺れがすごい
- 国境はかなり寒い
①早めの乗車が吉
一つ目は、乗車時間についてです。私たちは、19:00(出発1時間前)に行ったでのすぐにバスに乗れましたが、その後は入り口で混雑して列ができていました。パスポート番号を書き留めるので、一人一人に時間がかかるようです。早めの乗車をおすすめします。
②砂と揺れがすごい
ウガンダサイドは、道が悪くて驚くほど揺れました。大袈裟ではなく、本当に、体が何度も宙に浮きました。酔いやすい人は酔い止め推奨です。また、砂埃もすごかったので、気になる方はスカーフやマスクなど顔や口を覆えるものがあるといいと思いました。(窓を閉めても揺れで開きます…)
③国境はかなり寒い
出発してしばらくは適温でしたが、ウガンダとルワンダの国境は標高が高いので、防寒具必須です。ダウンなどをすぐ取り出せるようにしておくのがいいと思います。
出発
20:00 出発
ほぼ定刻で、バスは出発しました。
車内はギラギラしているし、音楽の音量も大きいです。先述したように、砂・揺れとの戦いになります。
トイレ休憩
1:00 トイレ休憩
ウガンダのMbararaという地域で一度トイレ休憩がありました。出発約5時間後です。
ケニア→ウガンダのときの休憩所とは違い、ガソリンスタンドに併設されている屋外トイレという感じでした。トイレットペーパーなし、水なしです。横に小さな売店がありました。
歯磨きもしたいと思い歯ブラシを持って出ましたが、水道もなく、できるような環境ではありませんでした。もしするなら、ペットボトルを持って草むらでするのがいいかと思います。
国境にて
4:00 国境到着
国境に到着しました。荷物は全て持って降ります。
私たちは大した防寒対策をしていなかったので凍えていました。体が勝手に震えるレベルの寒さです。周りの人はダウンを着ていました。
男女別の列に並び、荷物検査を受けます。
ビニールチェックなし!
ルワンダ国内は、ビニールの持ち込み禁止とされています。
私たちは以前約2年間ルワンダに住んでいましたが、空港では一度もビニール袋持ち込みチェックをされたことがありませんでした。
陸路国境では「荷物を全部出してチェックされた」という話をよく聞くので覚悟していましたが、ありませんでした。ただ、そのようなケースも多いようなので、つもりはしておいた方がいいかもしれません。
荷物検査は、簡易的な機械にバックパックを通して終了でした。
ウガンダ出国
まずはウガンダ出国の列に並びます。アジア人はかなり少ないので、どうしても目立ちます。迷っていたら、スタッフや周りの人が教えてくれます。ウガンダ出国はスムーズに終了しました。
ルワンダ入国
お次はルワンダ入国です。私たちが持っていた東アフリカeTAはやはり無効とのことで、残念ながらアライバルビザを取る流れになりました。
2025年12月現在、東アフリカeTAは無効です。(※2024年3月に旅された方は使えたそうですが、現在は使えません。)システム上、ケニアのeTA申請時に東アフリカeTAも取得できるようになっていますが、ウガンダ・ルワンダでは使えないので選択しないように注意してください。
アライバルビザ取得自体はとても簡単でスムーズでした。
アライバルビザ発行窓口
→銀行窓口で支払い(50USD)
→再び入国の列へ
滞在ホテルの予約証明
入国のときの質問としては、滞在先を聞かれるので、英語のホテル予約証明を用意しておくことをおすすめします。私たちは知人のルワンダ人のゲストルームに泊めてもらう予定だったので、彼女のWhatsAppナンバーを見せたらOKでした。
英語のホテル予約証明書
or
知人のWhatsAppナンバー
(ルワンダの番号)
4:00 国境手続き終了(-1h)
ということで、約1年9ヶ月ぶりのルワンダ!!(私たち夫婦はルワンダで出会いました➡︎詳しくはこちら)
出入国手続きが終わった人から元のバスの元の席に戻ります。両替やSIMカードはキガリに着いてからでいいと思います。
4:30 国境出発
国境で大体1時間半くらい停まっていたと思います。全員揃ったら出発です。ここからキガリまでは約2時間と近いので、あともう少しの辛抱です。
キガリ到着|入国後済ませたいこと
6:30 キガリ到着
ルワンダの首都、キガリに到着しました。
ニャブゴゴバスパーク
カンパラからの長距離バスが到着するのはNyabugogo Bus parkingです。
ここでスマホをすられた知人もいるので、スリには要注意です。
キガリのホテルに行くならここからモト(バイクタクシー)かタクシーに乗ります。こだわりがない場合はモトでいいと思います
- モト
- 10〜15分の距離なら1,000〜1,500FRW
- 現地後で「1,000➡︎イジフンビ」、「1,500➡︎イチャーターヌ」と言えば、ぼったくり防げるはずです。
- タクシー
- タクシーアプリ「Move」がおすすめ
私たちは南部の街に行くので、都市間移動のバスに乗りました。

せっかくルワンダに行くのなら、キガリだけではなく南部のフイエ・ニャンザもおすすめです。
両替・現地SIMカード
両替
モトに乗るとなると早速現金が必要になります。ニャブゴゴバスパーク内に小さな両替所があるので、そこで両替するのがおすすめです。声をかけてくる人たちはぼったくりの可能性が高いです。
現地SIMカード
SIMカードも、道端で声をかけてくる人がいるかもしれませんが、できるだけ店舗で購入するのが安心です。ルワンダではこれらのキャリアが主流です。
- MTN(黄色いやつ)
- Airtel(赤いやつ)
SIMカード代・登録料はまさかの無料です。キャリアのスタッフに現金を渡してプランを購入するスタイルです。私たちは3週間ほどいる予定だったので、1ヶ月15GBで3,000FRW(約320円)のものを購入しました。※1日500MBまでという条件付き
MTNの場合、電話アプリで【*345*5#】と押して通話ボタンを押すと、残りのGBをチェックすることもできます。

⬇︎

さいごに
以上、カンパラからキガリへ移動する長距離バスの詳細と、ルワンダ入国後に済ませたいことについて紹介しました。
この情報が旅の参考になれば幸いです。
旅のリアルタイムの様子は、Instagramメインで発信しています!





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