ウガンダのジンジャは、世界最長のナイル川の源流がある街として知られています。
ヴィクトリア湖から白ナイル川が流れ出すジンジャは、緑が多くて落ち着いていて、とても過ごしやい街です。首都カンパラとは全く違う、のんびりとした雰囲気を味わうことができます。

カンパラからも行きやすいので、ウガンダへ行くならぜひ訪れてほしいオススメの街です!
この記事では、そんなジンジャの見どころを紹介します。
私たちは、ケニアの首都ナイロビからカンパラへ向かう長距離バス(Mash Bus)に乗って国境を越え、ジンジャで途中下車しました。

観光スポット
ジンジャの観光と言えば、やっぱりナイル川です。ボートでナイル川の源流を見に行ったり、ナイル川を眺めがらゆっくり過ごしたりするのが人気です。
SOURCE OF THE RIVER NILE
ナイル川をゆっくり見たいと思い、有名な公園に行きました。

私たちはジンジャの宿に宿泊していたので、公園までは徒歩で向かいました。所々に看板があるのでわかりやすかったです。
ボダ(バイクタクシー)の値段は、約3kmの距離で1人2,000USh(約87円)でした。

入園料を払って中に入ります。
入園料:30,000USh(約1,300円)

チケットには園内ガイドが含まれるということでした。

ガイドさんがこの公園の説明をしてくれたり、写真を撮ってくれたりしました。その後、ナイル川沿いに行ってボートツアーの勧誘がありました。
ボートの値段が高すぎる
ジンジャでは、ナイル川の源流をボートで見に行くツアーが人気です。お手頃な値段であれば、私たちも参加してみたいと思っていました。

ですが、高すぎたのでやめました。
以下、ガイドさんに言われた値段を載せておきます。
- 源流のみ
- 450,000USh(約19,550円)
- 源流+ボートサファリ
- 550,000USh(約29,400円)
- 源流+ボートサファリ+漁村
- 1,200,000USh(約52,150円)
日本人なので高めに言われていると思いますが、さすがに高すぎだと思ったので断りました。ちなみに、これはスピードボート1隻の値段で、参加人数で割ることができます。

このようなボートツアーもありました。一番安いSHORT TRIPSは120,000USh(約5,200円)だったので比較的リーズナブル。ですが、たったの15分間で源流には行かないとのことです(逆になにするの)。MEDIUM TRIPは30分間で、源流にも行くそうです。
公園外の方が、良心的な値段でボートツアーに参加できるようです。
その次は、お土産コーナーに行きました。



マダムが売っていたポストカードを購入しました。5,000USh(約210円)
以上で案内は終わりでした。あまりのあっさりさに驚きました。この公園はとてもこぢんまりしていて見どころも少なかったので、ボートツアーに参加しない限り特に入る意味はないかな…といった印象でした。
ナイル川のほとりで休憩
せっかく公園に入ったので、ボートツアー以外の方法でナイル川を満喫しようということで、川沿いのレストランで休憩しました。

いいロケーションのお店です。

レモネードとジンジャエールを注文。ナイル川を眺めながら、ゆっくり過ごしました。1本3,000Ush(約250円)

レストラン付近には無料トイレもありました。(それほど綺麗ではありませんでした)
ジンンジャのおすすめカフェ
次に、ジンジャのおすすめカフェを2軒紹介します。どちらも街の中心地にあり、観光客に人気です。
The Deli
一つめは、The Deliです。

店内はおしゃれで、テラス席が充実しています。観光客や在住外国人が多く、落ち着きのある環境で安心して過ごすことができます。

ランチにラップを注文。二つで40,000USh(約1,760円)でした。

さすがは観光客向けカフェ!美味しかったです。かなりずっしりしていてお腹いっぱいになりました。
Sikia Cafe & Crafts
二つ目は、Sikia Cafe & Craftsです。

ここは、耳の聞こえないスタッフが中心となって働く、ウガンダ初の手話カフェです。私たちはそのことを知りませんでしたが、入った瞬間から笑顔で迎えてくれて、とても気持ちのよい接客でした。

ピザが2枚で35,000USh(約1,520円)とお得だったので注文しました。美味しくてボリューミーで、大満足でした。

カフェの向かいにはクラフトショップもあり、ウガンダのお土産を買うこともできます。

おまけ
以上紹介した2軒は観光客向けですが、ローカルのお店の物価はかなり安いと感じました。


例えば、ソフトクリームは2,000USh(約87円)

アボカド1個500USh(約21円)
外食でも十分安いですが、自炊をすればかなり節約できそうです。
ジンジャのおすすめ宿
ジンジャでは、2つのゲストハウスに宿泊しました。それぞれ紹介します。
Studio 62 Guest House
一つ目は、Studio 62 Guest Houseです。
1泊約2,350円(1部屋)
⭐︎朝食付き
※現金のみ

ここは、リーズナブルなゲストハウスです。

部屋は素朴な感じです。キッチンに近い部屋だからか、アリが多い印象でした。
トイレ・シャワーは共用です。シャワーは、お湯スイッチを入れてから入るタイプでした。最初はお湯が出たけど途中で冷たくなったと思ったら、いつの間にかスイッチが切られていました…。

朝食はバイキングスタイル。この安さで朝食付きとは太っ腹です。

広い裏庭で洗濯物を洗ったり干したりできました。これ、旅人にとってはかなり嬉しいポイントですよね。庭に水道があり、タライも貸してもらえました。
清潔さや施設の古さなど全体的に安宿感はありますが、値段を考えるとかなりお得だと思います。宿を経営するご家族も親切でした。
Home On The Nile
二つ目は、Home On The Nileです。
1泊16USD(1人)
⭐︎朝食付き
⭐︎クラジットカード可
予約サイトではなく、公式サイトから予約するのが一番お得でした。

開放感のある素敵な共用スペースにテンションが上がりました。

窓を開けるとナイル川が見えるロケーションです。

ドミトリーに宿泊しましたが、他にゲストがいなかったので貸切状態に!

部屋の中にトイレ・シャワーがあって便利でした。大きい鏡に綺麗な水道。お湯もしっかり出て、とても快適でした。

ダブルのお部屋もありました。
自然豊かな環境なので、室内に蚊や虫が多かった印象です。虫が苦手な方がキツイかもしれません。

レストランもあり、朝食はこちらでいただきました。

レストランからはこの眺め。最高の気分で朝食タイムです。

まず最初に、フルーツボウルとコーヒー(紅茶も可)が出てきました。

次に、卵料理です。オムレツやスクランブルエッグなど、数種類の中から選べました。
宿からナイル川を見渡せることが、この宿の魅力だと思います。ナイル川を感じながらゆっくり過ごしたい方にはぴったりです。ジンジャへ行くならぜひ泊まってほしいおすすめ宿です。
ジンジャからカンパラの行き方
最後に、ジンジャからカンパラへのアクセス方法についてです。
カンパラ行きのマタツ(ミニバス)は、Jinja to kampala busから出ていました。

このガソリンスタンド近くの道沿いです。

このように、「KAMPALA」と大きく書いてあるのでわかりやすかったです。
1人10,000USh(約430円)

マタツは人数が集まり次第出発です。私たちが最初の乗客だったので長時間待つのを覚悟しましたが、乗り込んでから30分後くらいに出発しました。ただ、カンパラ行きが大渋滞で、3時間半かかりました。
さいごに
カンパラとはまた違った雰囲気をもつジンジャ。ウガンダへ行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてください^^



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