タシケント、サマルカンド、ブハラ。この3つは、ウズベキスタンを代表する3大都市です。
タシケントは首都、サマルカンドはレギスタン広場。ブハラは…?
何があるのか特に予習もしないまま、「有名らしいしとりあえず行っとくか〜」くらいのテンションでしたが、

こんなに楽しい街だとは思っていませんでした。
実際行ってみると、わくわくとトキメキが止まりませんでした。
旅行の日数的に厳しいという場合もあると思いますが、可能であるならば訪れてほしい場所です。
この記事では、ブハラの観光スポットやレストラン・カフェなどを共有します。
観光スポット
私たちはゆっくり過ごしたかったので、ブハラに4泊しました。全ての観光スポットを訪れたわけではありませんが、行ったところを紹介します。
アルク城(Ark Citadel)
歴代ブハラ・ハンの居住アルク城。
ブハラの街の中でも、とても目立つ巨大なお城です。

城壁の形もユニークで、「砂の国の城」という感じがしてかっこいいです。

入るためにはチケットを購入します。
月によって営業開始時間が変わるようです。結構混雑するので、朝イチで行くのがおすすめです。
ガイドブックには40,000スムと書いていたので、最近値上がりしたようです。人気に伴い、ウズベキスタンの観光地はどんどん値上げしている印象。
クレジットカードで支払うと2,000スムほど手数料がかかりましたが、日本円で数十円なので問題ありません。

この彫刻はなんと手作業。

実際に彫っているところを見ることができました。

ポストカードを描いているアーティストもいました。思わず立ち止まって見たくなるくらい、色使いやタッチが素敵でした。

ブハラにもスザニがたくさんありました。
ブハラでは、「ザクロ柄」が有名だそう。


ねこちゃんもいっぱい。

城壁のボコボコした形がおもしろいです。

ブハラの街を見渡すこともできます。
カラーンミナレット・カラーンモスク(Kalyan Minaret/Kalyan Mosque)
カラーンミナレット
ブハラで最も高いカラーンミナレット。
高さは約46メートルで、ブハラのシンボル的存在です。

実際行ってみると、想像以上の高さにびっくり!
14層の柄を一つ一つ眺めるのも楽しいです。
カラーンモスク
カラーンミナレットの右手にあるカラーンモスク。
門の装飾がとても美しかったです。

中に入るにはチケットが必要。
ガイドブックには65,000スムと書いていたのですが、15,000スムでした。

かなりこぢんまりしていましたが、人が少なく見やすかったです。

モスクの中は、観光地というより地元の人のためのお祈りスペースという感じ。

この青タイルの壁がとても美しくて、見惚れてしまいました。
ミルアラブ・メドレセ(※改装中)
残念ながら、こちらは改装中のため入れず。


タキバザール(Toqi Bazaar)
こちらは、大通りの交差点を丸屋根で覆ったバザール。
ここが、もう…最高でした。

まるでタイムスリップしたかのようなオールド感のある街並み。
歩いているだけでわくわくが止まりません。

スパイスや金物が売っていたり、鍛冶屋がものづくりをしていたり、カラフルな絨毯が並べてあったり…。




街歩きが好きな人、特に写真好きな人にとってはたまらないスポットだと思います。
一歩進んでは撮りたい風景が現れ、また進めば撮りたいモノが現れ…全然先に進めません。



ブハラ中心地にあるので、特に目的地に設定しなくても通りがかると思いますが、ここはブハラの中でも1番と言っていいほどおすすめです。
ラビハウズ(Lyabi Hauz)
街の中心地にある池です。
噴水の水飛沫と、泳ぐ白鳥。晴れた日には水面がキラキラと光っていて、とても美しい風景でした。
周りにはレストランがたくさんあり、緑も多く座席が木陰になっているので、涼しいテラスでゆっくり過ごすのも気持ちよさそうです。


太陽に顔が描かれています。イスラム教は偶像崇拝禁止なので、珍しい建築物です。

ボロハウズモスク(Bolo Hauz Mosque)
ここは、なんと木造のモスクです。

タシケントやサマルカンドで見たモスクとは全く違う外観だったので、初めて見たときは、これがモスク!?と驚きました。

柱が木なので、東洋の建物ような、お寺のような雰囲気さえ感じました。
柱は全部で20本あるそう。細くて長いので、ユニークな見た目です。

使われているのはクルミの木。彫刻が素敵です。

すぐ近くにあるミナレットも、色合いが可愛かったです。

残念ながら、開いておらず中には入れませんでした。(開いているのはお祈りの時間帯だけ?)
レストラン・カフェ
お肉調理が人気!「MELODIYA」
ブハラ中心地のレストランは観光地価格で高いので、少し離れた地元民向けレストランへ。

意外とゴージャスな店内でびっくり。

お肉料理が有名ということで、シャシリクを頼みました。(食べかけですみません)

写真ではわかりにくいですが、お肉が大きめで食べ応えがあり、とても美味しかったです。
ただ、それほど安い!というわけではありませんでした。
スープ1杯とシャシリク4本食べて149,000スム(約1,730円)でした。
コーヒー紅茶飲み放題「SILK ROAD TEAHOUSE」
このお店は、タキバザールの近くにあります。


店内はおしゃれでエキゾチックな雰囲気。

スパイスがたくさんあり、ちょっとしたお土産を買うことも。

メニューはなんと1種類!
3種類のティーと3種類のコーヒーが飲み放題。それに加えて、4種類のお菓子がついてきます。


お値段は少しお高めですが、雰囲気が抜群なのと、いろんな種類のティーやコーヒーを試すことができるので、十分満足できます。
Wi-Fiもあるので、ゆっくり過ごすことも可能です。
清潔なお洒落カフェ「LA CAFE」
街の中心地からは離れていますが、きれいなカフェがありました。
最初に紹介したMYRODIYAのすぐ近くです。

店内は広々としていて、ゆっくり作業もできました。


そして、トイレがすごく広くて清潔でびっくりしました。
スーパーマーケット
ブハラではキッチン付きの宿に泊まったので、ほとんど自炊をしていました。
ブハラ中心地から少し離れたところ(徒歩15分程)に大きなスーパーマーケットがあったので、そこで食材を買いました。
ブハラ中央バザール(Bukhara Central Bazaar)
地元の人々が行くようなローカルなバザールもあるので、ここで買い物をするのもいいと思います。

Googleマップでは7:30〜と買いていましたが、7:50頃行って写真(上)のような状態でした。
朝早すぎると、あまりお店は開いていないようです。

8:00過ぎから少しずつお店が開き始めました。
ブハラ特有の平たいノンも売っていました。値段は10,000ソム(約110円)前後。
宿
ブハラでは4泊しました。泊まった宿は、「Native Teracce」です。
観光地まで徒歩5〜10分圏内と立地がよく、専用バスルームの部屋、朝ごはん付きで1泊3,000円以内。コスパはよかったです。
ただ、フロントスタッフの女性がテキトーだったので、気になる方もいるかと…^^;
チェックインしようとしたら予約できていないと言われたり、ドアが壊れていてなかなか閉まらず苦戦していたら「静かに!」と言われたり、レジストレーションの発行をお願いしていたのにチェックアウト時にもらえなかったり…。
あとは、キッチンが汚いのが気になりました。アリがたくさんいたりキッチン用品が汚れていたりしたので、自炊したい人は苦痛になるかと思います。(私たちはそれでもしましたが)キッチンを使わなければ、清潔さは問題ありません!
さいごに
いかがでしたか?
この記事で紹介したスポットは、ブハラ中心部にぎゅっと集まっているので、全て徒歩圏内です。1〜2日あれば十分観光できます。
ウズベキスタンへ行って、ブハラを訪れずに帰るのはもったいない!そう思うくらい、魅力がたっぷり詰まったブハラ。
ぜひ訪れて、歴史深いブハラの観光や街歩きを楽しんでください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^
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