キルギス旅の大本命、イシククル湖。
外国人観光客はもちろん、キルギス人からも休暇先として人気の場所だそうです。
私たちは、北から南へ合計6泊してイシククル湖を一周しました。
【イシククル湖一周の流れ】
- チョルポンアタ(1泊)
- グリゴリエフカ(1泊)
- カラコル(2泊)
- ボコンバエバ(2泊)
この記事では、イシククル湖観光の拠点となる東の街、カラコルでの滞在について共有します!
カラコルへのアクセス
グリゴリエフカからカラコルへは、マルシュに乗って行きました。

グリゴリエフカはバスターミナルがないので、「道端に立って、カラコル方面へ走るマルシュに手を挙げて拾ってもらう」というヒッチハイクスタイルです。
数十分待つことは覚悟していたのですが、なんと、立ち始めて10分後にはマルシュが停まってくれました!
カラコルへの道のりも、大規模工事中でかなりガタガタしていました。砂埃もひどく、手にスマホをもっていたら砂がかぶっていく感じです。

クーラーもないので、車内の環境は結構キツかったです。
ただし、人々はすごく優しくて、席を空けてくれたり、「日本人?」と声をかけてきてくれたりしました。

道が悪いからか、Googleマップで出ていた時間よりだいぶかかりましたが、バスターミナルに到着。
到着したのがカラコル中心部のバスターミナルではなく、宿まで遠かったので、ヤンデックスタクシーを利用しました。(約10分乗って約175円)
カラコルでもヤンデックスが使えてありがたい!
タクシーの運転手さんが、わざわざ翻訳アプリを使って、こう伝えてくれました。

やっぱり、キルギスの人はやさしいです^^
カラコルでの宿
カラコルでは、「Eagle’s nest」という宿に泊まりました。
口コミが少なかったので少し心配でしたが、私たちにとっては大満足の宿でした。
【宿レビュー】
- 共用バスルームだけど個室
- お湯シャワー・水圧バッチリ◎
- 近くにチェーン店のスーパーあり
- 街の中心部まで徒歩15〜20分
- 電子レンジ、ケトル、ティーあり
- 飲料水あり
- 外に洗濯物干し場あり
- 洗濯機利用可 ※1回100ソム(約165円)
- スタッフさんは英語ペラペラで親切
- スリッパ貸出あり
- これで1泊約2,000円!安い
などなど、とても過ごしやすかったので、安さ重視だけどある程度の快適さを求めるバックパッカーにはおすすめです!
観光
カラコル観光というと、一番は「アルティンアラシャン」だと思います。
ただ、このアルティンアラシャン、片道5時間かかるようで…。(我々サンダルしか持ってない)
アルティンアラシャンの奥には「アラコル湖」という綺麗な湖があり、すごく興味があったのですが、5月の初めだとまだ凍っている可能性もあり…。
結局、今回アルティンアラシャンへ行くのは断念しました。(またいつかリベンジします!)
じゃあカラコルで何をしていたかというと、ただひたすらのんびりして過ごしました。
次からは、カラコルで行った場所をシェアします。
アクスー温泉
まずは、「アクスー温泉」です。
こちらはカラコルのバスターミナルからマルシュで約30分と、気軽に行ける温泉です。
アルティンアラシャンは遠いけど温泉は行きたい!という方におすすめです。
【アクスー温泉へのアクセス】
- 乗り場:Ak-Tilek Bazaar Bus station
- 運賃:1人40ソム(約132円)
- 所要時間:約30分
ここが、アクスー温泉行きのマルシュが出るバスターミナルです。
マルシュが満員になり次第出発。
目指していたのは「Ak-Suu Hot Springs」だったのですが、バスで仲良くなったおじいさんが、「違う、そこじゃない」と言うので、一つ奥の場所で降車。
辿り着いたのでは、「Zona Otdykha Omur-Daryya」でした。
ここも温泉に入れたので結果的にいいのですが、地元民向けという感じで、家族連れやおじいさんが多かったです。外国人向け、観光客向けは手前の「Ak-Suu Hot Springs」です。

ということで、ここで紹介するのは地元民向けの温泉です。
【アクスー温泉(※地元民向け)概要】
- 利用料:1人200ソム(約331円)
- 貸出ありのもの:ロッカー、サンダル
- 持参するもの:水着、タオル

建物の中に入ります。

受付で利用料を支払い、ロッカーの鍵をもらいます。

男女別更衣室で着替えます。ロッカーには鍵がかけられるので安心です。
水着着用ということですが、私はスポーツ用のショートパンツとブラトップのキャミソールで入りました。

冷水、ちょうどいいお湯(36〜37℃くらい)、熱湯の3種類がありました。
久しぶりの、しかも大自然の中での入浴はとても気持ちよかったです。
聖三位一体教会
続いて、聖三位一体教会です。(ホーリートリニティ大聖堂)
カラコル観光の目玉的存在で、街の中心部にあるので気軽に行くことができました。
木造の教会は大変美しく、他にはあまりない外観なので新鮮でした。


週末の昼間に行ったのですが、残念ながら、中に入ることはできませんでした。
おすすめレストラン・カフェ
ご飯は、宿の近くにあった「Аш-лянфу Кафе」というレストランへ。
口コミがよかったので行ってみたのですが、美味しくて値段も良心的だったので、2日連続通いました。観光客より、地元の人がたくさんいるようなお店です。


アシュランフー
カラコルのご当地料理だそうです。スープの中には、なんと、2種類の麺が入っています。冷たいので、暑いときにもさっぱり美味しく食べられます。約150円くらいで、破格でした。

水餃子のようなもの
食べやすい味でとても美味しい。サワークリームソースで味変も楽しめます。

揚げ餃子のようなもの
付け添えのトマトソースもさっぱりしていて美味しかったです。

名前はわからないけど、ピリ辛で美味。生姜やにんにくが効いて食欲をそそる味付け。具材もたっぷりでした。

コルダック
他のお客さんが何人か食べていて、人気そうだったので注文。ラム肉とじゃがいもがたっぷり入っていました。
宿の隣にあった「78 Hotel & Cafe」というカフェにも行きました。

料理だけでなく、フルーツティーやコーヒーなどのドリンクメニューも充実しているのが嬉しいところ。
店内もおしゃれで寛げる雰囲気だったので、読書などをしてゆっくり過ごしたり、観光の合間に休憩したりするのにおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?
カラコルは、アルティンアラシャンへ行くならその拠点として、アルティンアラシャンへ行かなくても、温泉、街歩き、レストランやカフェが楽しめる場所です。
街自体、人があまり多くなくてのんびりした雰囲気なので、都会の喧騒から離れてゆっくり過ごすのにぴったりです。
それでは、次はボコンバエバ編です!

最後まで読んでくださりありがとうございました^^
コメント