タンザニアのサファリに行くのが小さい頃からの夢でした。
コロナがあってから、いつどんな状況になるかわからないから、「行きたいところには行けるうちに行く」ということを学びました。
サファリなんて複数人で行った方が楽しいのは分かっているけど、一生のうちにどうしても行きたいところだったので、行けるタイミングで行こうと思い、女一人で行くことを決意。
ということで、2泊3日のセレンゲティ・ンゴロンゴロのサファリツアースタートです!
この記事の情報は、2024年1月のものです。

1日目
6:45 お迎え
普段目覚ましをかけなくても5時半に起きるので余裕と思っていたら、起きたら6:35で大焦り。飛び起きて準備しました。早起きに自信がある人も、深夜便で渡航して寝ずに一日歩き回った次の日はちゃんと目覚ましをかけましょう。(当たり前)
お迎えの車には既にスウェーデン人のカップルが乗っていました。
8:30 朝食
スウェディッシュカップルと一緒に、朝食を食べるゲストハウスへ。

そこで、ツアーで同じ車に乗る他のメンバーとも合流しました。オランダ人、イタリア人のカップルがいました。私以外は見事にカップルで、計7人+ガイド兼ドライバーさんでサファリに出発です。

サファリ前の最後の買い物ということで、お菓子や飲み物が買えるお店に行きました。しかし、これが超観光地価格で、アルーシャの街中のスーパーの3〜4倍の値段でした。国立公園内の休憩スペースでも買えましたが、やはり高いです。
飲食物はツアー前日までに買っておくのがおすすめ
ンゴロンゴロクレーター
最初は、ンゴロンゴロの展望台に行きました。


あまりの絶景に感動しました。
12:30 昼食
ンゴロンゴロ敷地内にあるSIMBAキャンプサイト(2日目に泊まるところ)で昼食を食べました。きっと、多くの人がここに1泊はするはずです。
お昼ご飯を食べたら、セレンゲティへ向かいました。ンゴロンゴロとセレンゲティは続きになっているので、動物を見ていたらいつの間にかセレンゲティに着きました。
そしてここで大事なこと。
ネットでは1〜2月はタンザニアは乾季だと書いてありましたが、実際は雨季でちょくちょく雨が降りました。現地の人曰く、気候が変わったとのことです。他のヨーロッパの人たちも乾季だと思って来たと言っていたので、ネット上の季節の情報は要注意。
ガイドさんは、おすすめは9月だと言っていました。


セレンゲティでサファリを楽しみ、1日目のキャンプサイトへ。
キャンプサイトに到着
19:30 キャンプサイト到着
この時、既に辺りは暗くなっていました。テントの設営と料理はツアーのスタッフさんがしてくれるのでありがたかったです。
が、夜ご飯を食べ始めたのは21時前でした。お腹が空いていた私はご飯が待ちきれず、鞄に忍ばせておいたクッキーをテントでこそっと食べました。

【1日目のキャンプサイト情報】
・セレンゲティ国立公園内
・水道あり
・お湯シャワーなし(水シャワーあり)
・トイレに電気あり(かなり薄暗い)
・充電できない※日中は車の中でできる
・トイレットペーパーなし
・電波あり
・ライオンやハイエナが来るから、夜灯りを持ってうろつかないようにと注意された
2日目
6:30 朝食

朝ごはんが終わってから、ガイドさんや料理担当のスタッフさんが片付けをしてくれました。待つ時間があったので、そこで身支度をしている人が多かったです。私は、ひたすらキャンプ場にいた鳥を追って撮っていました。



セレンゲティ国立公園
7:30 出発!セレンゲティでサファリ
この日は、一日中セレンゲティの公園内を回って、夕方にンゴロンゴロ内のSIMBAキャンプサイトに到着という予定です。





14:00 昼食
雨の影響で道路にタイヤがはまってしまったトラックやサファリカーが立ち往生していたり、サファリカーの不具合で修理場に立ち寄ったりして、昼食が大幅に遅れました。
(私のように)お腹が空きやすい人は、非常用にお菓子など食べ物を持っておくと安心です。
この日の夕方、マサイ族の村に見学に行く予定でしたが(グループで話し合って決める)、予定より大幅に時間が押していたため、村には行かずにそのままキャンプサイトへ向かいました。行く場合、値段は一人7〜10ドルとのことです。
次の日に行こうと話していましたが、マサイ村に行ったドイツ人カップルが、「あれはヤラセだ。がっかりだった。」と話していたので、私たちのグループは行かないことになりました。
キャンプサイト到着
18:00 キャンプサイト到着
到着してすぐにシャワー室に行きました。お湯が出ると聞いていましたが、お湯と水の間ぐらいでした。「浴びられないほどではない水」という感じ。
もっと早い時間に浴びたゲストはお湯が出たそうなので、早い者勝ちか、もしくは時間帯によるのかもしれません。
20:00 夕食
昼食や夕食は、パスタ、ピザ、いも、ご飯、スープなどがありました。一応キャンプ飯だからクオリティが高いわけではないけど、どれも温かく、美味しかったです。
夕食の後、グループのミーティングがありました。
明日は朝6時にはキャンプサイトを出るから、朝食は5時半からね。(早い)
また、
次の日の朝ごはんでシェフに会うのは最後だから、チップを支払ってね。
とのこと。グループで相談して、一人10,000シリングずつ払うことにしました。

【2日目のキャンプサイト情報】
SIMBA CAMP SITE
・ンゴロンゴロ保全地域内
・非常に多くのツアー客がここに泊まる
・盗難注意(南京錠おすすめ)
・水道あり
・お湯シャワーあり(多分早い者勝ち)
・トイレ電気あり
・充電できない※日中は車の中でできる
・トイレットペーパーあり(途中でなくなった)
・Wi-Fiあり(人が多すぎてほぼ使えなかった)
・電波あり
・色んな音&声がするので騒音苦手な人は注意
・テントの周りにバッファローが来るので注意
【充電に関して】
日中はサファリカーの中で充電できるし、レストランや休憩所など至るところにコンセントがありました。ですが、個人のタイミングで充電したいときのために、モバイルバッテリーがあると便利です。
3日目
5:30 朝食
…時間通りに来たのは韓国人と私だけでした。時間が早いから仕方ないですね。
6:30 出発
結局、なんやかんやで予定の時刻より遅れて出発しました。
ラストは、ンゴロンゴロのクレーターへ。これが天気も相まって、何だか天国にいるようでした。
ンゴロンゴロ自然保護区







13:30 昼食
お土産屋さんのような場所で最後のご飯です。ご飯が終わってからも、ここで30分〜1時間ぐらい時間がありました。

ここを出たら、あとはひたすらアルーシャに向かって移動します。ホテルが近い人から降りていきました。必要であれば、ATMや両替所にも寄ってくれました。
17:30 アルーシャの宿に到着
夕方に宿に到着。キャンプサイトで出会った人は、ツアー最終日の夜にザンジバル行きのフライトだと言っていましたが、グループによってはギリギリになってしまいそうなので要注意です。
先に事情を説明しておけば、その時間に間に合うように移動してくれるとは思いますが、私は、サファリ最終日のフライトは少し怖いです。
アルーシャで後泊
後泊で泊まったホテルはこちらです。
【Arusha Giraffe Lodge】
・アルーシャ空港への無料送迎あり(タクシーや他のホテルの送迎は20ドル)
・お湯あり(私は途中から水になった)
・朝ごはんがボリューミー
空港への無料送迎があるという理由でここを選びました。翌日9:25のフライトだったので、7:30には出たいとお願いしました。ホテルから空港までは車で20分ほどです。
ですが、当日、運転してくれるという人は7:30になっても現れませんでした。他のスタッフにお願いしてもらい、電話かけてもらいましたが「もうすぐ着くから」と。
一度飛行機に乗り遅れそうになったことがある私は、たとえ国内線でも余裕をもって着いておきたい人間に変身していました。
7:50くらいの電話で代わってもらい、「時間がないからもう他のタクシーを使って行く」と言うと、「ソーリーソーリー、ほんとに今着くから」と言われました。
8:00になっても来なかったら出て行こうと決めていたら、8:00頃本当に到着しました。車の中でお会計を済まし、無事に8:20ぐらいに空港に着きました。
腹が立っていたけど、間に合ったからよしとします。そして、降りるときにドライバーがドヤ顔で「Have a nice journey」と一言。やかましい。と思いましたが、無垢な笑顔に笑ってしまいました。ありがとうドライバーさん。
何が言いたいかというと、ここのホテルに送迎を頼むときは時間の設定に要注意です。かなりそわそわしましたが、結果的に無料で空港まで送ってもらえて感謝感謝。
というわけで、夢だったタンザニアサファリが終わりました。一人だったけど、思い切って参加して本当によかったと思います。
言葉では言い表すことのできない感動がありました。時期を変えてまた行きたい。そう思います。
それでは、最後に持ち物と使ったお金についての記録です。
役に立った持ち物
モバイルバッテリー
キャンプや長時間移動の際、モバイルバッテリーは重宝しました。
サファリカーの中で充電できますが、ツアー参加者交代で使うので、いつでも使えるわけではありません。夜、テントで充電するのにも使いました。
私はこのモバイルバッテリーを使っています。小さくて軽いのに、スマホ2回分以上充電できるハイスペックさです。無駄のないシンプルでスタイリッシュなデザインも気に入っています。
ランタン
テントの中には電気がありません。何もないと真っ暗ですし、スマホのライトで照らすのは不便かつ電池の消耗になります。
私はこれを持っていたので、テントの中でライトがわりに使いました。
ぺったんこになるので嵩張らないし、太陽光で充電できるので、電池や充電器も必要ありません。
南京錠
テントはもちろん鍵がかけられないので、寝るときや外へ行くときはチャック部分に南京錠をつけておきました。
特に、SIMBAキャンプサイトのようにたくさんの人が集まるところは要注意です。同じツアーだったオランダ人カップルは、テントに置いていたビールがなくなったと言っていました。
トイレットペーパー
キャンプサイトや休憩所のトイレはトイレットペーパーがないことが多いです。
ウェットティッシュ
お湯が出ないキャンプサイトのときはこれで体を拭きました。
ウルトラライトダウン
テントの中はマットと寝袋が貸し出されましたが、防寒として使いました。夜は寒いです。
バックパック
サファリツアーでは、スーツケースよりリュックの方が便利です。
私がサファリツアーに持っていき、現在の世界旅にも使っているのは、コールマンのウォーカー33です。リュック自体が軽いので、機内持ち込み手荷物だけで旅したい方、荷物をできるだけ軽くしたい方にはぴったりです。
スニーカー
ギリギリまでサンダルで行こうか迷っていましたが、雨季でドロドロの場所もあったため、スニーカーにして本当によかったです。虫対策にもなります。サンダルで来ていた人もいましたが、後悔していました。
虫除け、痒み止めの薬
何度か虫に刺されて赤く腫れました。すぐに薬を塗っていたため悪化はしませんでした。私が常備しているのは、ムヒアルファEXです。
使ったお金まとめ
アルーシャで使ったお金
・ツアー 567ドル
・ドライバー、シェフへのチップ 8ドル
(20,000シリングずつ)
・アライバルビザ 50ドル
・SIM10GB 10ドル
・空港送迎 50ドル
・前泊ホテル 20ドル
・後泊ホテル 20ドル
・アルーシャ観光(ご飯、コーヒー、交通費等)約20ドル
合計 約750ドル
次は、アフリカの楽園、ザンジバルへ。
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