
こんにちは。
夫婦で旅をしているもえです。
私たちは、2025年12月から2026年1月にかけて、タンザニアのサファリツアーに参加しました。
とっても楽しみにしていたサファリ。ですが、こんなにトラブル続くことある!?というくらい大変なサファリになってしまいました。
この記事では、今回の私たちの体験を正直にふりかえります。サファリ会社によっては「こんなこともあるんだ…」と、ネタとして受けとっていただき、選択の失敗例として参考にしていただけると嬉しいです。
私は2度目のタンザニアサファリでした。前回(2024年1月)は大満足だったので、一般的な2泊3日サファリツアーの流れが知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

タンザニアのサファリ自体は素晴らしいです。みなさんが、満足の行くサファリを体験されることを心より願っています。
サファリツアー概要
私たちが参加したサファリの概要は以下の通りです。
- 日数:2泊3日
- 行き先:セレンゲティ・ンゴロンゴロ
- 宿泊:キャンプサイト/テント
- サファリカー:グループ(シェア)
- 費用:1人570$
- 会社:Serengeti Wildlife Safaris

1日目
- 朝:ホテルピックアップ・朝食
- 午前:ンゴロンゴロクレーター・移動
- 昼:ンゴロンゴロでランチ
- 午後:移動・セレンゲティゲームドライブ
- 夕方:キャンプサイト着・夕食
ピックアップ
7:20 ピックアップ
ピックアップの時間は6:00〜7:30の間だと伝えられていました。「範囲広くない?」と思い問い合わせましたが、「他のお客さんのピックアップもあるため正確な時間はわからない」と言われました。念の為6時からエントランスで待っていましたが、結局車が来たのは7時20分頃でした。
他のゲストのピックアップを済ませ、オフィスで荷物を積んで、8:00前に出発しました。メンバーは、イギリス人カップル2人と、インド系イギリス人の家族2人と、私たち2人の合計6人でした。
会社の責任者であるJは、お見送りのときにこんなことを言いました。
僕は近くにはいられないから、もし何かあったらドライバーに伝えてね。それほど大きなことでない限り、こちらには連絡しないでね。では、楽しいサファリを!
そもそもこの発言には違和感を感じましたが、残念ながら、この後“大きなこと”がたくさん起こってしまいました。
8:00 出発
途中でガソリンスタンドに寄り、近くにあったお店でお菓子や飲み物を買うことができました。

トラブル❶|1日目の朝食がない
事前にもらっていた行程表には、「1日目の朝食込み」と書いてあったので、朝ホテルで朝食を食べなかったのですが、実際はありませんでした。
なかなか朝食の時間にならないなと疑問に思ってドライバーに聞いてみると、「含まれていない」とのことでした。むしろ、「どうしてホテルで食べてこなかったんだ?」と。

ンなっ…!朝食込みだと聞いていたからだよっ!そのことがわかってればホテルで食べてきたのに!(ドライバーの責任ではないので怒ってはいない)
この時点で、会社に対する不信感が芽生え始めました。
ンゴロンゴロクレーター
12:00過ぎ ンゴロンゴロに到着
約4時間かけ、ンゴロンゴロに到着しました。ドライバーが「手続きをしてくるからちょっと待ってて」と言って車を離れたっきり、戻ってきませんでした。
30分以上経っていたのでおかしいと思い、他のメンバーが様子を見に行きました。すると、「ンゴロンゴロ側のシステムダウンで手続きが進まない」と説明を受けたようです。本部のJに状況を問い合わせても同じ説明でした。でも、何かがおかしい。だって、他のサファリカーは、次々と来ては中に入っていくのです。私たちだけが入れない状況でした。

トラブル❷|ンゴロンゴロに入場できない
ンゴロンゴロのスタッフが、ずっと移動しない車に乗る私たちの様子を見に来ました。「入場できないから待っている」ということを伝えると、このような説明を受けました。

あなたたちのツアー会社は入場に必要な書類を持っていない。だから入れない。今日取得することはできないから、アルーシャ(拠点の街)に戻る必要があるかもしれない。
…!?
ここで、会社側に嘘をつかれていたことが判明。
この時点で完全に信用を失いました。朝食がないなんてトラブルはかわいいもんでした。私たちはサファリに来たのに、公園に入場できないてなんて。しかも、嘘をついて言い訳されていた…。
親子で来ていたイギリス人女性(某アニメキャラに似ているため、以下、ハンジさんと呼びます)がすごくしっかり意見を言える方で、「1日分返金」か「日数延長」かの交渉を進めてくれていました。
ンゴロンゴロ内で食べる予定だった昼食も、車内で食べることになりました。


16:00 ンゴロンゴロに入場
どういうわけかわかりませんが、結局入場することができました。しかし、ンゴロンゴロのゲートに着いてから入場するまでに、4時間かかりました。

私たちだけ、4時間もの間、ゲート付近にいるバブーンを見ていました。(タンザニアにバブーン見にきたんとじゃない…!)

セレンゲティ
無事にンゴロンゴロに入場できたのは良かったのですが、4時間遅れなので、当然セレンゲティに入る時間も遅れます。(ンゴロンゴロとセレンゲティはつながっています。)
トラブル❸|セレンゲティのゲームドライブ中止
予定では、午後はセレンゲティのゲームドライブの予定でしたが、この時間がなくなってしまいました。動物を見つけても、車を停めて見せてもらうことはできませんでした。
キャンプサイト
1日目のセレンゲティサファリはカットされ、宿泊するキャンプサイト「Dik Dik Public Campsite」に直行したのですが、完全に暗くなってしまいました。
20:45 キャンプサイトに到着と思いきや…
やっと着いたー!と思った矢先、係のスタッフに何やら拒否されたようで、Uターンを始めました。(ドウイウコト?)その後も、小道に入ってはバックの繰り返し。ここで気づきます。

ドライバー、道に迷ってる…。
トラブル❹|迷子になり、キャンプサイトに着けない
しばらく道に迷ったり、他の場所へ立ち寄ったりして(ハンジさん親子はロッジ泊なので別の場所)、結局キャンプサイトに到着したのは22:00頃でした。
22:00 キャンプサイトに到着
サバンナで見る夕日を楽しみにしていたのになあ。キャンプ場をぶらぶらして、野鳥を追ったりしたかったのになあ。それどころか、着いたときにはもう真っ暗。他の宿泊者は全て済ませてテントの中です。

そんな中、私たちは23:00から夕食を食べました。就寝したのは日付を超えてからです。体力的にも精神的にも疲れ果てました。翌朝は6:00から朝食ということで、5:00起きです。

会社のボスであるJには、WhatsAppで状況報告および補償を求める連絡をしていましたが、この日は一日中、既読無視の状態でした。
2日目
- 朝:朝食
- 午前:セレンゲティゲームドライブ
- 昼:キャンプサイトで昼食
- 午後:ンゴロンゴロへ移動
- 夕方:キャンプサイト着・夕食
5:00 起床
予定通り5:00に起き、6:00から朝食をとりました。起きたときにはまだ薄暗かった景色が次第にオレンジ色へと染まり、美しい朝焼けが現れました。それを眺めているうちに、昨日のことなんてまあいっか、と思えてきました。(単純でよかった)



気持ちを新たに、私たちのサファリを取り戻しに行くぅ!
このときはまだ知らなかった。今日もトラブルが起こるということを…。
朝食時、Jから電話があり、謝罪を受けました。(補償については言及なし)
1日目のセレンゲティ・サファリが中止になった代わりに、2日目の午後もセレンゲティに充ててはどうか、という提案がありました。(本来は、3日目早朝のンゴロンゴロ・サファリに備え、2日目午後は移動の予定)
→後にメンバー全員で話し合うことに
セレンゲティ
7:00 ゲームドライブ出発

午前中はセレンゲティのゲームドライブを楽しみました。動物もゆっくり見ることができたし、とても充実した時間になりました。




10:30〜11:00 休憩
途中、休憩の時間がありました。トイレに行ったり、お菓子やコーヒーなどが買える売店がありました。ここで30分ほど滞在しました。


13:00 昼食
一度キャンプサイトに戻って昼食をとりました。
このとき、メンバー全員でJの提案について話し合いました。3日目は早朝のンゴロンゴロを楽しみたいという理由などから、午後は予定通りンゴロンゴロへ向かうという結論になりました。

移動
14:00 移動開始
ンゴロンゴロに向かって出発したのですが、ガソリンを求めてしばらく車を走らせました。ガソリンスタンドに行ってもなかなか手に入らないようで、スタッフの小屋?のようなところを巡って、ガソリンを分けてくれる人を探しているようでした。
15:00 ガソリンゲット
1時間ほど経ち、ようやくガソリンをゲットして移動が開始できました。セレンゲティにいる大量のヌーやシマウマを見ながら、ンゴロンゴロへと向かっていきます。そして、セレンゲティのモニュメントを通り過ぎたあたりで、またトラブルが発生点…。
トラブル❺|サファリカー故障
サファリカーが故障したようで、修理のため一旦全員車から降りました。

18:30 故障発覚・修理開始
ドライバー曰く、「ちょっと直せば大丈夫」といった温度感だったのでそこまで心配していませんでしたが、一向に直る気配がありません。なんと、修理のための必要な道具がないということでした(安全管理上の問題浮上)。通りすぎる車に助けを求めても、なかなか解決しそうにありません。
あたりは暗くなってきました。太陽が沈み、寒くなってきました。このまま何にもないサバンナで夜を越すことになるかもしれないと最悪の可能性を考えました。
ちなみにこの日、大晦日です。

この時点で、もう、なんか、吹っ切れるフェーズに入り、このトラブル続きのサファリをネタとして楽しもうというスタンスに切り替わりました。

1時間ほど経つと、大きなトラックが通りがかりました。修理に必要な道具を貸してくれて、手伝ってくれました。でも、やっぱり解決しなかったみたいです。そこで、人も荷物も全てトラックに乗り換えることになりました。


19:45 トラックに乗り換え
トラックでキャンプサイトまで向かうことになりました。つまり、乗っていたサファリカーはその場に乗り捨てるということです。
ということは…?
明日のサファリカーがない。
キャンプサイト
22:00 キャンプサイト到着
22:00過ぎに、ようやく「Simba Campsite」に着きました。

夜のキャンプサイトは寒すぎて、ブルブル震えるほどでした。
ダウンジャケットやヒートテックなど、防寒着は必須です。
シンバキャンプサイトはお湯が出ます。水道もシャワーもお湯が使えるので、割と快適に過ごせると思います。しかし、私たちが到着した時点ではシャワーもトイレも泥々でグチャグチャの状態だったので、顔を洗う程度にしました。早めに使うのがおすすめです。Wi-Fiも一応ありますが、ほとんど機能しませんでした。

サファリのテント泊では、ソーラーランタンや南京錠があると便利です。


23:00 夕食
2日連続23:00過ぎの夕食になってしまいました。温かいスープが冷えた心と体に沁みました。

シェフにお礼を言ってテントに戻ろうとすると、「一緒に新年のお祝いをしたい」と引き止められました。なんと、ケーキを用意してくれていました。会社はメチャクチャですが、シェフは言い人だし、彼の料理はとても美味しかったです。

混乱と疲弊の中、2026年が幕を開けました。

まさかこんな年越しになるとは思っていませんでしたが、無事にキャンプサイトに着いてよかったです。
翌日は、8:00にアルーシャから新しいサファリカーが来て、ンゴロンゴロのサファリができるということでした。もう、完全に信用を失っていたので、本当に時間通りに来るとは思えませんでしたが。
3日目
- 早朝:朝食
- 午前:ンゴロンゴロゲームドライブ
- 昼:昼食
- 午後:アルーシャへ移動
- 夕方:アルーシャ着
朝、テントを開けるとこの景色。

2日目の朝同様、「ああ、来てよかったな」という気持ちになりました。空を見せときゃ機嫌が保てるようです。
7:00 昼食

朝食を食べてサファリカーを待ちますが、やっぱり時間通りには来ませんでした。ンゴロンゴロで動物をたくさん見るには、早朝がいいと言われています。他のサファリカーはどんどん出発する中、私たちがけ置いてけぼりです。もう、開き直って遊んだり写真を撮ったりして過ごし、キャンプサイトを堪能しました。
ハンジさんたちはロッジ泊だったためこのとき合流したのですが、昨日は1:30にロッジに着いたことが判明。(会社関係者が誰も乗っていなかったため)トラック運転手が道に迷ったり、到着が遅過ぎて鍵をもらえなかったり。夕食もなかったそうです。そんな状況で年を越し、お母さんは泣いていたそうです。私たちよりはるかに高いお金を払っているのにこの仕打ちは、大変気の毒でかわいそうでした。
ンゴロンゴロ
その後、9:30頃新しいサファリカーが来ましたが、そこからタイヤ交換などを始め、結局出発できたのは10:00過ぎでした。

ンゴロンゴロサファリの後、Jと合流し、補償についての話し合いの時間がもたれるということでした。
10:00過ぎ 出発

ドライバーも新しい人が来てくれて、英語も堪能でしっかり説明をしてくれました。出発時間は遅くなってしまいましたが、動物もたくさん見ることができ、ンゴロンゴロのサファリもとても満足のいくサファリになりました。





16:00 ンゴロンゴロサファリ終了
昼食含めて5時間程度と、かなり長いサファリでした。特に説明はありませんでしたが、トラブル続きを配慮してくれたのだと思います。
アルーシャへの移動
17:30 アルーシャに向けて出発
この後、ジョンが待っているというレストランへ向かいました。グループによってプランや支払額が違ったので、グループごとに話し合いをしました。
なんと、私たちがサバンナの真ん中で絶望を感じていたとき、Jはケニアのナイロビで年越しパーティーをしていたそうです。「花火の動画見せたろかぁ?」と、得意げに見せてきました。ハンジさんは、「そのときママ泣いてたけどな。」と呟いていました。この状況でそんなことを言い出せるJの神経…。むしろ、怖い。
話し合い・交渉
19:30 話し合い開始
結果として、Jは今回のトラブルの多さを認め、一部返金を約束しました。しかし、返金を約束された日になっても返金されていない現状です。この件に関しては、約1ヶ月経とうとしている今も解決していません。現在各機関に申し立てを行っている最中なので、落ち着いたらまたまとめようと思います。
ホテル着
23:00 アルーシャのホテル着
ようやくホテルに着きました。3日連続夜遅く到着となってしまいかなり疲れましたが、無事に戻ってこられて安心しました。ちなみに、アルーシャで宿泊していたのはArusha Backpackers Hotelです。

Wi-Fi、ホットシャワー、朝食付きと、条件もよい上にとてもリーズナブルでおすすめです。
残念ながらトラブル続きで、思い描いていたようなサファリ体験にはなりませんでした。それでも、そんな状況の中で一緒に楽しんでくれた夫には、感謝の気持ちしかありません。
また、同じサファリカーに乗り合わせたメンバーも、誰一人として場の空気を悪くすることなく、互いに気遣い合える人たちで、本当に恵まれていると感じました。
さいごに

とっても長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、いますかね…?(いたら、ありがとうございます!)
これからサファリを体験されるみなさんも、会社選びには十分お気をつけください。Googleレビューはどこも高評価ですが、仲間内で操作している可能性が高いので信憑性が低いです。やはり、知人や日本人の口コミがあるところだと安心だと思います。
すてきなサファリ体験になることを祈っています。



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