アゼルバイジャンという国を知っていますか?私は、名前を聞いたことがあるくらいで、どこにあるのか何が有名なのか全然知りませんでした。
でも、実際に行ってみて、大好きな国の一つになりました。『第二のドバイ』と呼ばれるアゼルバイジャンの首都バクーに7日間滞在したのですが、「延泊したい」「住みたい」と言っていたくらいです。
一体何がそんなによかったのか、私たちが旅して感じたアゼルバイジャンの魅力をお届けします。
このページは、当ブログのアゼルバイジャン旅に関する記事をまとめたものです。気になる記事は、「詳細はこちら」のリンクからチェックしてみてください。
基本情報
入国に関して
アゼルバイジャンに入国するまでに知っておきたい情報をまとめました。
特に、ビザについては要注意です。
免除ではなく無料なので、お金は支払わなくてもいいですが取得する必要はあります。ビザがない状態で入国審査に進んでしまうと面倒なことになると聞いたことがあるので、気をつけてください。
アゼルバイジャンは、世界一の親日国の一つとも言われています。
近隣諸国との関係
アゼルバイジャンとアルメニアは対立関係にあります。そのため、どちらかの国に入国履歴がある場合、もう一方の入国が厳しくなる可能性が高いです。
私たちは、以下の順番でコーカサス地方を周りました。
- アゼルバイジャン
- ジョージア
- アルメニア
先にアゼルバイジャンに行っていたためアルメニアの入国審査が不安でしたが、結論から言うと無事に入国することができました。しかし、他の人たちよりも審査が厳しかったのは確かです。
以下の記事では、ジョージア(トビリシ)からアルメニア(エレバン)の行き方、陸路移動の流れ、アルメニアの入国審査でどんな質問があったのかを詳しく記録しています。
▼アルメニア入国に関する記事(アゼルバイジャンに入国履歴ありの場合)
滞在理由を聞かれたら、「トラベル」や「ツーリズム」を貫くが吉です。
治安
バクーで驚いたことの一つは、治安のよさです。
旧市街や主要な観光スポットでは女性の一人歩きも問題ありませんし、夜出歩いても危険な雰囲気はありませんでした。(人通りの多い道を歩くことをおすすめします)

バクーの街中には絵を描いている人があちらこちらにいて、人々の余裕を感じました。目があったらニコッと微笑んでくれる女性も多く、嬉しい気持ちになりました。
物価
物価の安さにも驚きました。
もちろん、観光客が行くようなレストランで食事をすると高いです。しかし、スーパーで手に入る野菜やフルーツ、パンなどが大変安かったので、自炊する場合はかなり節約できます。

いちごのパック(右から2番目)がなんと約170円!日本だと考えられない価格です。

スーパーの焼き立てパンは1個50〜80円程度。
私たちは基本自炊生活だったので、1日の生活費は他の国と比べてもかなり安かったです。
1,016円
1日1,016円。安すぎませんか?もちろん、宿泊費と食費込みです。
滞在費が安いので、ノマドワーカーや旅人が1ヶ月程度沈没するのにもおすすめできる国です。(アライバルビザは30日間有効)
気候
アゼルバイジャンのベストシーズンは、春(4〜6月)と秋(9〜11月)だそうです。
私たちは2025年6月初旬〜中旬にバクーへ行きました。「風の国」と呼ばれるバクーですが、この時期は風がそれほど強くなく、暑すぎない快適な気候だったので観光に適していました。

以上、基本情報でした。旅しやすいのはもちろんのこと、暮らしやすいという印象でした。
バクー(Baku)

観光情報
首都バクーのおすすめ観光スポットをまとめました。
バクー市内はメトロやバスなどの公共交通機関が整っているので、かなり移動しやすいです。
おすすめゲストハウス
バクーで宿泊するなら、Guesthouse Khazar in old cityがおすすめです。
理由は、宿泊費の安さと立地のよさです。バクーの人気観光地である旧市街の中に位置しながら、1泊約1,900円(1部屋)でした。その上、個室(共用バスルーム)、キッチン付きで自炊可能、洗濯機使用無料などいいところばかりです。
できるだけ安く滞在したいけど安心感や快適さも捨てがたいという方は、チェックしてみてください。バクーの他の宿に泊まって失敗した事例も載せています。
おすすめレストラン
アゼルバイジャンで絶対に食べてほしい料理は、ラム肉のザクロ煮込みです。

世界旅第一弾は、約半年間で20か国旅しましたが、その中で一番美味しかった料理です。もう一度これを食べにアゼルバイジャンへ行きたいと思うほどです。
行ったレストランはDolma Restaurant(ドルマレストラン)です。バクー中心地に位置しておりアクセスもいいので、ぜひ行ってみてください。
以下の記事には、ドルマレストランで注文した料理をメニューと共に載せています。
安くてボリューミーなケバブ店
中心部から少し離れますが、できるだけ安くお腹いっぱい食べたい!お肉が食べたい!という方には、Ciz Donerがおすすめです。

地元の人々が集うお店です。

英語メニューもありました。一番安いチキンケバブが約220円、高めのシャワルマでも約400円です。外食でこれはかなり安いです。

お肉もたっぷり入れてくれました。小さいお店ですが、イートインもテイクアウトもどちらでもOKです。
おすすめカフェ

おすすめカフェについてはこちらにまとめています。バクーはおしゃれなカフェが多い印象でした。カフェ開拓も楽しそうです。
おまけ
陸路でジョージアへ行くには
アゼルバイジャンからジョージアは、陸路で国境越えが可能です。
シェキ(アゼルバイジャン)からバスやタクシーを乗り継いでシグナギ(ジョージア)へ抜ける
私たちは時短のため飛行機で移動しましたが、陸路移動を経験した旅人によると、このルートはそれほど過酷ではないようです。
シェキは人気ドラマのロケ地ではないか!?と噂になっている街で、シグナギはワイン発祥の街。どちらも人気観光地です。
アゼルバイジャンからジョージアへ行く方は、これらの街を観光しながら陸路移動するのもいいですね♪
バクーからトビリシへの列車は運行していません。(2025年6月時点)
服を買いたいとき
長旅をしていると、新しい服が欲しくなることもありますよね。そんなときには、メトロ28May駅周辺がおすすめです。
大きなショッピングモール(28 MALL)や、コーカサスでよく見かけるファストファッションブランドのLC Waikikiなどがあります。
さいごに
以上、アゼルバイジャンについて紹介しました。
治安のよさ、物価の安さ、公共交通機関の便利さなど、入ってしまえばかなり旅しやすい国なので、もし興味がある方はぜひ行ってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
アゼルバイジャンでのリアルな旅の様子は、Instagramのストーリーズハイライトにまとめています。よければ覗いてみてください。

近日公開予定です。
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