【安く旅したい人向け】物価の高いイスタンブールを低予算で楽しもう!

トルコ

トルコに行って思ったことは…、物価高い!

ヨーロッパ側に滞在していたからというのもあると思いますが、日本よりも全体的に高い印象です。

私たちの旅はトルコ以外にもまだまだ続くので、イスタンブールではあまりお金をかけずに街歩きを楽しむことにしました。

この記事では、できるだけお金をかけずに旅行したい人に向けて、低コストでも楽しめるイスタンブール街歩きの情報を共有します。

ちなみに、イスタンブールに滞在したのは2025年5月28日〜5月31日の4日間です。暑いと思っていたのですが、気持ちよく過ごせるとてもいい気候でした。雨も降りませんでした。日中は半袖やノースリーブで快適に過ごせるぐらいでしたが、時間帯によっては肌寒く感じることもありました。

無料で楽しめる観光地

イスタンブールの観光スポットはたくさんありますが、入場料は4,000円前後と高額なところが多いです。2つ、3つ訪れると、あっという間に1万円超え…。

歴史的価値の高い魅力的なスポットばかりですが、今回は無料で楽しめるところを中心に周りました。

ブルーモスク

まずは、ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)です。

ここは、なんと、無料で入ることができます。

私たちは10時ごろ行きましたが、既に入場待ちの長い列ができていました。チケットを買う必要がないので、まさか並ぶとは思っていませんでした。10〜15分程並べば入ることができました。

半ズボンやノースリーブ不可など服装のルールがあるので、モスクに入る日には服装に注意!女性はスカーフや帽子など、髪の毛を隠せるものが必要。金曜日には閉まっていたので、開放日や時間は要チェック。

モスクの中は、ステンドグラスやランプなどの装飾が大変美しく、うっとりするような空間でした。

日中はかなり混雑しますが、開館前の7:00頃に来るとほとんど人がいません。(モスクの中には入れませんが、扉は開いています。)写真を撮りたい私たちは、朝早い時間に来て撮影していました。

こんな風に、人が入り込まない写真を撮ることができます。

モスク外観の写真を撮りたい場合は、朝早くに行くのがおすすめ!

グランドバザール

グランドバザールは、イスタンブール最大の市場で、情緒溢れるエキゾチックな市場です。

トルコランプ、トルコ絨毯、伝統菓子、お茶屋さんなどたくさんのお店があってとっても賑やかで、歩いているだけでも楽しめるスポットです。お土産を買うのにもおすすめです。

アリババというお店は、食器や洋服など、品揃えが豊富でとても可愛かったです。

この、トルコの伝統菓子がとても美味しくて気に入りました。店の前を通ると色々と試食させてもらえます。マシュマロやはちみつ、ピスタチオなどが使われているそうです。

少しだけ買いたかったのですが、箱売りや1本丸々など、どこのお店でも大きい単位でしか購入できないと言われて諦めました。(箱売りは数千円と高い…)

ガラタ橋とガラタ塔周辺

ガラタ橋周辺は、海とその向こうの街を見ることができる絶景ポイントです。かもめがたくさん飛んでいるので、“海の街”感があり、ゆっくり散歩したり、ぼんやり景色を眺めたりしているだけでも十分楽しめます。

ガラタ塔へも歩いて行くことができます。

道中は坂道が多いですが、その分どの道を歩いても絵になる景色を目にすることができます。おしゃれな街並みで、この辺りにはお土産屋さんやカフェがたくさん。ショッピングしたりコーヒーを飲んで休憩したりするのもいいですね。

※ガラタ塔に登るのは入場料がかかります。

海辺を散歩

イスタンブールは海が近いので、歩いて簡単に海に行くことができます。ガラタ橋周辺は人気スポットなのでいつでも人が多いですが、この辺りは人が少ないです。

おすすめは朝。朝日が昇っていくのをゆっくり見ることができます。

ボスポラス海峡クルーズ【※有料】

こちらは有料ですが、イスタンブールに行ったらぜひ楽しみたいのが、ボスポラス海峡クルーズ

イスタンブールは、世界で唯一ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる都市で、ボスポラス海峡はその2つの大陸を隔てる海です。このクルーズでは、フェリーに乗ってヨーロッパ側とアジア側を見ることができます。

フェリーの会社によってランクやコースは様々ですが、私たちは、たまたま見かけた、事前に予約やチケットのいらないフェリーに乗船しました。料金は1人250リラ(約917円)。後に出てくるサバサンド1回分とお得です!1時間に1本出ているようで、大体40分くらいのコースでした。

船の中にはトイレや小さな売店もありました。

海の上では風が吹くと寒かったので、上着があると安心◎

お財布に優しい飲食店

イスタンブールでは、どのレストランでも高いです…。外食費は日本よりも高いと感じました。ただ、食は生きていく上で欠かせない!ということで、ここではリーズナブルに食事ができるスポットを共有します。

質素系旅人の私たちは、たとえ外食をしたとしても1回500リラ(約1,800円)以内でおさめることが多かったです。もうちょっとお腹を満たしたいときには、商店でバナナを買ったり、ドライフルーツやナッツを食べたりしていました。

美味い!大衆食堂ラカント

泊まっていた宿の人が、「この辺りは高すぎるところばかりだから…」と、比較的安いレストランのリストをくれたので、その中で気になったラカント(トルコの大衆食堂)へ行ってきました。

たくさんあるお惣菜の中から好きなものを選び、一つずつ指をさしてよそってもらいます。最後に合計金額を計算してくれるので、その金額を支払うといったとてもシンプルな注文方法です。

一応料金表は張り出されていましたが、どれが何だかわからなかったので確認していません。ピラフで60リラ(約220円)、お肉などの高いもので270〜300リラ(約1,000〜1,100円)だったと思います。

こちらは、ご飯と野菜のおかずの合計3皿で250リラ(約917円)でした。

安くて野菜も摂れるのが旅人にとっては嬉しいところです。レストランだと安くても1品300リラくらいはするので、そう考えると、たくさん食べられてこのお値段はとてもお得です。気に入ってリピートしました。

写真にはありませんが、ナスとじゃがいもとチーズのおかず(チーズのせハンバーグみたいな見た目のもの)がとっても美味しかったのでおすすめです!

サバサンド3店舗巡り

イスタンブールで有名なのがサバサンド。気軽に食べることができるので、3店舗巡りました。

HAYAT CAFE & PIZZA – KEBAP

サバサンド1つ250リラ(917円)

宿の近くにありました。お店のおじいさんがにこにこしていて素敵な方でした。サバがふっくらしていて美味しかったです。

BALIK DURUM

サバラップ1つ200リラ(約734円)

ここは、よく紹介されている人気店です。

お店に着いたら2〜3人並んでいました。作っているところが見られるので楽しいです。他のお店とは違って醤油のようなものをかけていたので、香ばしいいい匂いが漂っていました。野菜もスパイスが効いていて、エスニックな感じ。コンパクトなので、女性でもぺろっと食べられます。お店の左側が飲食スペースになっていました。

DERYA KAFETERYA

サバサンド1つ200リラ(約734円)

ガラタ橋近くのお店です。こちらは、注文が入ってから目の前で作ってくれるのと、サンドイッチのパンも焼いてくれるので、熱々でカリッとしていて美味しかったです。ガラタ橋近くなので、海を見ながらのんびり食べられるのもいいですね。

地元民が並ぶチキンケバブ店

ここは、グランドバザールをぶらぶらした後に辿り着いたお店です。

地元のおじさんや青年がたくさん並んでいたので、気になって並んでみました。お店の人たちがとてもフレンドリーで、おじさんたちを撮るのに夢中で食べ物を撮るのを忘れました。

チキンドナーは150リラ(約550円)と、他のお店よりもかなり安かったです。しかも、お肉がボリューミーで大食いには嬉しい!

さいごに

いかがでしたか?

イスタンブールは観光スポットも食費も高いですが、街自体とても魅力的なので、お金をかけなくても存分に楽しめる街でした。

みなさんも、ぜひイスタンブールの街歩きを楽しんでくださいね。

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